iPad miniのフリーズを改善する その2

先日、iPad miniのフリーズを改善するで、iOS7.1にアップグレード後、スリープ状態からの復帰で頻繁にフリーズするようになったというお話をしました。

フリーズを回避するためにiPad miniの復元を試みましたが、今日はその続きのお話です。

復元後の状況

iPad miniの復元後、様子を見ていましたが、残念ながらスリープから復帰時のフリーズは再現しました。

復元前よりは若干発生頻度が改善された気がしますが、相変らず1日に1回前後のペースで発生しています。

他の原因の検討

ネットを調べてもiOS7.1で特にフリーズが発生しやすくなったという話は聞きませんし、本体を復元しても発生するということは、OSレベルの問題ではない可能性が高いです。

そうなりますと、自分のiPad miniの使い方に起因することを疑う必要がありますが、特に変わった設定などをしているつもりはありませんし、bluetoothのキーボード以外、目立った周辺機器を使っているわけでもありません。

そうすると、次に疑わしいのはインストールしているアプリの影響です。

今回のiPad miniは最大スペックの128GB版なので、結構色々なアプリを詰め込んでいますが、容量の大部分を食っているのは動画や音声データと電子書籍です。

ただ、これらのデータは個々のサイズが大きいので容量は食いますが、ファイル数自体は大したことがありませんので、それらが原因でiPadの動きが不安定になったという話はあまり聞きません。

これらに関係するもの以外でiPadに負荷を与えそうなアプリを考えてみると、1つだけ思い当たるものがありました。それがオンラインノートソフトEvernoteです。

自分のEvernoteには現状約13,000個のノートが入っていますので、これに関するデータ規模は相当なものになっているはずです。実際Mac上のEvernoteクライアントのデータ

/Users/ユーザ名/Library/Containers/com.Evernote.Evernote/Data/Library/Application Support/Evernote/accounts/Evernote/ユーザ名

の情報を見てみると、データサイズ約10GB、ファイル数約19万個と巨大なものになっていました。

これらがiOS上でどう管理されているのかは正確にはわかりませんが、データの複雑さとしてはおそらくiPad mini内のデータの中でトップクラスでしょう。しかも自分の場合は容量に余裕がありましたので、ほとんどのノートブックをオフラインに設定してiPad上にデータを取り込んでいました。

Evernoteの再インストール

そこで、EvernoteアプリをiPad mini上から一旦削除し、再インストールしてみることにしました。またデータを極力シンプルに保つため、ノートブックのオフライン設定は当面行わないことにしました。

これをやった後、ノートデータを同期して1日ほど様子を観ましたが、今のところフリーズは再現していません。この状態でもう暫く経過を観察してみたいと思います。

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『iPad miniのフリーズを改善する その2』へのコメント

  1. 名前:rex 投稿日:2014/04/05(土) 18:51:14 ID:5d4bd2e7c 返信

    私も同様にフリーズします。
    なる条件はbluetoothキーボードのコネクト時です。
    それ以外は発生しません。
    恐らくはbluetoothの問題でしょう。

    • 名前:観楓 投稿日:2014/04/05(土) 19:21:37 ID:de08e9495 返信

      rexさん、コメントありがとうございます。

      うちの場合、bluetoothキーボードは使う時以外電源offにしていますが、それも結構フリーズしていましたので、bluetoothとは違う原因かな、という気がします。

      ちなみに、Evernoteアプリ再インストール後はかなり発生頻度が下がりました。