世界同時株安、そして資産残高は…

つい先日北海道旅行の決算で20万円超の旅行をしても資産残高は目減りしていないなどと調子のいいことを書いていましたら、今週後半で一気に世界同時株安が加速しましたね。

日経新聞の記事

4つのリスク共振で世界同時株安の様相

を読むと

  • 米利上げ時期の不確実性
  • 中国発新興国危機再来の可能性
  • 原油・銅価格急落
  • ギリシャ債務問題再燃の兆し

が要因とのこと。個々に見るとどれも目新しいものではありませんが、何かの拍子でバランスが崩れると、一気に世界的な大変動になるのは最近の経済の特徴ですね。

1日で資産残高が80万円減少

特に動きが激しかったのが昨日の金曜日で、私の場合はマネーフォワードを見ていると、1日で資産残高が約80万円も減少しました。

何がどのくらい減ったのか調べてみると、大きなものは

  • 持株会で買った株式:-50万円
  • SBI証券で分散投資している投資信託:-20万円
  • 確定拠出年金の国内外株式投資信託:-9万円

の3つでした。やはり個別株は上がると大きいですが、下げるときも影響が大きいですね。

1日でこれだけ動くと、旅費の20万円などもはや誤差といった感じです。

資産の時系列推移で見てみると

金額で見ると結構な暴落ですが、資産残高の時系列推移で見てみるとまた感覚が違ってきます。

以下はマネーフォワードで見た直近1ヶ月間の資産推移のグラフです。

世界同時株安 マネーフォワード資産推移 1ヶ月

変化がわかりにくいのでピークの位置に横線を引いてみました。これを見るとここ数日で下落は発生しているものの、まだ暴落といった感じではありません。

見るスパンを1年に広げてみると、その傾向はさらに顕著です。

世界同時株安 マネーフォワード資産推移 1年

今度は1年間のピークとボトムに2本の線を引いてみました。1年来のボトムまででもまだかなり余裕があることがわかります。

この世界同時株安が後どのくらいの期間、どれくらいの規模で続くのかよくわかりませんが、ここは慌てずにこれらのグラフなどを使って状況を把握しつつ推移を見守りたいと思います。

個人的にはあまり打つ手が有りませんが、もう少し株価が下落したら確定拠出年金で少しだけ残していた国債クラスの投資信託を株式クラスにスイッチングしようかと思っています。

あとは分散投資している投資信託にリバランスが必要になるほど変動が進めば、それを粛々と実行するくらいでしょうか。

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『世界同時株安、そして資産残高は…』へのコメント

  1. 名前:招き猫の右手 投稿日:2015/08/23(日) 00:43:33 ID:6d455e08c 返信

    いやー、やられましたね、私もがっつりやられました。。。
    このまま暴落にいくなら、株をどんどん買い足していきたいですけどね。

    • 名前:観楓 投稿日:2015/08/23(日) 08:34:58 ID:ae12f4f82 返信

      招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。

      アクティブに運用してうまく資金退避できた人以外は大なり小なりやられているでしょうね。

      長期分散投資を信条とする者としては、不定期にやってくるこの手の変動は甘んじて受け入れるしかなさそうです。

      ここから買い足しできるとしたら、この下落もある意味楽しみですね。私は追加投資する資金はほとんど残していませんので、やれるとしてもリバランス主体ですが。