先日今年の確定申告、最後の選択で宣言しました通り、昨日3月2日にe-Taxによる確定申告書の提出を完了しました。
しかし今年もe-Taxは最後まで一筋縄ではいきませんでした。
El Capitanで送信できず
今年の確定申告作業を始める時にEl Capitanでe-Taxが使えそうで書きましたように、El Capitanでは公的個人認証サービス利用者クライアントで住基カードが正常に認識できましたので、e-Taxもそのまま使えると思っていました。
しかしいざ実際にe-Taxで申告書を送信しようとすると、問題が発生しました。以下のように送信画面の中身が何も出てこないのです。
去年までは問題が出るときにはICカードが認識できないというエラーになっていましたが、今年はそういうエラーは出ませんので、また別の問題が発生しているようです。
住基カードやカードリーダーを挿し直してみたり、MacBookを再起動したりと色々やってみましたが、結局この問題は解決できませんでした。
Windows 7で送信
やむなくEl Capitanでの送信をあきらめ、MacBook上のVirtualBoxにインストールしていますWindows 7から送信を行うことにしました。
こちらはe-Tax用のセットアップを行うためのインストーラーを実行するだけであっさり動き、以下のように送信画面も正常に表示されました。
ただしここで1つだけ注意点があります。それは上記の送信画面にあります「認証局サービス名」というドロップダウンボックスです。
このボックスの初期値は去年までは無かった「公的個人認証サービス(番号カード)」になっています。
ここでいう「番号カード」とはマイナンバーの個人番号カードのことのようですね。しかし今回の確定申告ではまだ住基カードを使う人がほとんどだと思いますので、その場合はこの選択を「公的個人認証サービス(住基カード)」に変更しなければなりません。
これを忘れますと送信がうまくいきませんのでご注意ください。
あれだけ政府を上げて「マイナンバー」を宣伝していたのに、この画面上には「マイナンバー」という言葉が一度も出てきませんのでちょっとわかりにくいですね。
この点さえクリアすれば、Windows 7上でのe-Taxの送信はあっさり終了しました。
これでやっと、青色申告開始に向けての準備にじっくりと取り組めそうです。
追記)2016/03/15
本記事のEl Capitanでe-Taxが送信できない件の対象方法がわかりました。
詳細は以下の記事をご参照ください。
→El Capitanのe-Tax送信問題、対処方法判明
最後の行き詰まりの部分ですが解決しました。
javaの反応がないと踏んで、safariの設定から確認をしたところ、
やはりjava設定が「切」になっていました。
「常に許可」にしたところ、エルカピでも先へ進めました。
おかげさまで無事、送信です。