コインチェックのネム大量流出事件の方に気を取られていているうちに、1月も早終わりが近づきました。
2月に入ると確定申告の時期もすぐにやってきますので、さすがにそろそろ手を付けないとヤバいということで準備を始めました。
e-Tax用の環境整備
今年も確定申告はe-Taxで済ませるつもりですので、まずやることはe-Tax用の環境整備です。
中でも毎年のように悩まされるのが、マイナンバーカードの中にある電子証明書を手持ちのPCとICカードリーダーで読み取れるかどうかです。
今年もICカードリーダーとしては以下を利用する予定です。
Amazonのレビューを見ると、Windows 10ならドライバーを手動で入れなくても動いたという情報がありましたので、メインマシンのInspiron 15 ゲーミングにそのまま繋いでみました。
しかし以下のようなエラーとなり、カードリーダーが正常に認識されません。
「ドライバーの再インストール」を実行してドライバーを更新してみても、現象は変わりませんでした(ドライバー更新時はカードリーダーを刺しっぱなしにしていると途中で異常終了しますので、一旦取り外す必要があります)。
Windows標準で提供されているドライバーがリーダーと合わないのかと思い、リーダーメーカーのサポートページを見に行きましたが、こちらにはWindows 10用のドライバはありませんでした。
しかし海外のサポートページを見に行くと、こちらにはWindows 10にも対応したドライバーがありましたのでそれをインストールしてみましたが、やはり現象は変わらずでした。
もはや打つが無くなりましたので、やむなくサブのデスクトップPC(こちらもOSはWindows 10)に挿してみたところ、そちらではあっさりと認識されました。
結局Inspiron 15 ゲーミングで認識されなかった原因は不明のままですが、e-TaxでICカードリーダーを使う場面は限られていますので、とりあえず必要な場面だけデスクトップPCを利用するということで切り抜けようと思います。
今年は仮想通貨関係が難関
これで一応e-Taxを使うための環境は整いましたので、あとはデータを確定申告書等作成コーナーで登録していくことになります。
例年やる主な作業は以下の4つです。
- MFクラウド確定申告で貸借対照表・損益計算書を出力し、それを事業所得の情報として登録する
- 証券会社から届いた年間取引報告書などを元に投資損益の情報を登録する
- 社会保障関係や生命保険などの控除関係の情報を登録する
- 雑所得・一時所得の情報を登録する
事前のデータチェックなども必要ですが、これらは慣れてくればそれほどの手間ではありません。
しかし今回からは、これに加えて仮想通貨のことを考える必要があります。これが一番の難関となりそうです。
確定申告書の時期が迫ってくれば、仮想通貨取引所がそれ向けの情報を出力する機能を提供するなど、何らかの対応をしてくれるのではないかと期待していましたが、どうもそのような動きは無いようですので自力で何とかするしかありません。
いくつか仮想通貨関係の税金を計算してくれる無料サービスが出てきているようですので、とりあえずこれらを試してみようかと思います。
これらが使い物にならなければ、本当にプログラムを組むかExcelなどを使って自力で何とかするしかなくなります。
ただ、仮想通貨取引所が提供する取引レポートでは取引時点の日本円での時価がわからない場合がありそうなので、そこが一番問題なんですよね。さて、どうしたものか。
何年か前に、外貨預金の売却益の計算でヒーコラ言った記憶があります。
もう二度と買う気がないですw
そろそろ確定申告ですね、僕はe-taxしてないので国税庁サイトで作成してプリントアウトして持っていきます。