BOOX GoColor7 使い始めました

前回カラーE-ink端末 BOOX GoColor7 注文で書きましたカラーE-ink端末 BOOX GoColor7ですが、予定より1日早く到着しました。

開封

早速開封していきます。付属品はこんな感じ。

中身は本体と充電ケーブル、SDカードスロット用の取り出しピンと簡単な説明書、保証書とシンプルです。

本体の表面はこんな感じ。

電源OFF状態でも画面がカラー表示されているのは、カラーE-ink端末ならではの特徴ですね、なかなか新鮮な感覚です。

また右側のべセル内にページめくり用の物理ボタン(実態は音量ボタン)が埋め込まれているのも本機の特徴です、これが結構良い仕事をします。

一方 本体の裏面はこんな感じでフラットです。

写真ではわかりにくいですが、全体が切り石の断面のようなザラザラしたテクスチャーになっていて、滑りにくいし指紋も着きにくいのがグッドです(左側にBOOXのロゴも有り)。

セットアップ

早速初期のセットアップを開始しましたが、これはあっさり終了しました。

海外製の端末の場合、このセットアップで結構手間取ることもあります。しかしこのBooxについては最初から日本語に対応していますし、代理店のSKT株式会社作成の簡易マニュアルも付属していましたので、戸惑うことはありませんでした。

カラー表示

さてここからは実機を利用しての感想ですが、まずは本機の最大の特徴であるカラー表示です。

これは正直言って色調・解像度とも思っていたよりも荒かったです。レビューの動画や写真ではよくわからなかったのですが、昔のPC-8801クラスのPCのグラフィックスを見ているような感覚でした(と言ってももうわかる人も少ないかもしれませんが)。

まあそれでもカラーが出るか出ないかの違いは大きいので、ホーム画面や電子書籍の一覧画面などのアイコンがカラーで表示されるだけでも視認性がかなり向上します。

またWebページ内の写真なども液晶画面とは比べるべくもありませんが、カラーで表示されれば雰囲気はつかめます。

なお本機ではモノクロ表示は300ppi、カラー表示は150ppiと解像度が変わるはずですが、これを切り替える設定のようなものは見つかりませんでした。これはちょっと意外でしたが、表示する内容によって自動的に切り替えているのか?

パフォーマンス

性能的には本機はRAMも4GB積んでいますのでE-ink端末としては良い方のはずです。しかし体感的にはミドルレンジのスマホよりやや下かな、という印象でした。

ただまあ電子書籍などの情報参照が主体のマシンですので、一旦コンテンツを開いてしまえば遅さはさほど気になりません。

アプリ

本機にはGoogleのPlayストアが最初からインストールされており、Androidのアプリを自由に追加できるのが大きなメリットです。

私もこれを利用して、とりあえずGmail、Feedly、Pocketなどの情報参照系ツールと、電子書籍ストア各社のリーダーアプリを入れまくりました。ほぼ問題なく使えています。

ただOSが独自にチューニングされているせいか、一部使えないアプリも存在します。例えば私が使っている中では、読書管理アプリのReadeeがインストールできませんでした。

音声出力

スピーカーが内蔵されているのも本機の特徴の一つです。

したがって動画や音楽なども普通に再生できます(動画の表示については、よほど動きの少ないものでなければ鑑賞に耐えませんが)。

あとKindleやブラウザのEdge、Pocketなどのアプリの音声読み上げ機能も普通に動きました。これらは動かないか、動くとしてもかなり裏技的な細工をしないと無理ではないかと思っていただけに、いい意味で裏切られました。

気づいた注意点

これはアプリをセットアップしていて気が付きましたが、本機には「凍結」という機能が実装されています。

「凍結」の説明がどこにも見つからなくてはっきりしませんが、何らかのタイミングでアプリの使用しているリソースなどを自動的に開放する機能のようです。

ホーム画面右上のスノーフレークマークを押すと、この「凍結」関連の設定や各アプリが凍結されているかどうかを確認できます。

問題はこれが働くとアプリが強制的に中断されることです。これによりアプリの初期のログイン作業中などの思わぬタイミングでアプリが中断され、何度もリトライさせられる場面がありました。

したがって新たにインストールしたアプリについては、少なくとも初期のセットアップが終わるまでは「凍結」をOFFにしておいた方が良さそうです。

以上、BOOX GoColor7を使い始めてからの感想や注意点などの第一報でした。

アプリを快適に使うためには個別の表示設定のチューニングなども必要なようで、なかなか調教しがいのあるマシンです。

個人的にはそういうのも嫌いではありませんので、じっくり仕上げていきたいと思います。

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