個人型確定拠出年金 開始

SBI証券に申し込んでいた個人型確定拠出年金の証書とアカウントが忘れたころにやって来ました。

日記を調べ直してみると、申し込み書類を投函したのが9月12日、実に2ヶ月ぶりです。たかが入会の手続きにこんなに時間がかかるのは、やはりお役所が絡んでいるからなのでしょうか(民間の商品では考えられないことだと思います)。

何はともあれ、始まった以上は色々考えないといけません。

積立資金は

私の場合、毎月の掛金は67,000円にしました。通常、個人型の掛金上限は68,000円ですが、国民年金の方で付加年金を納めていますので、上限が1,000円下がってこの金額です。

雇用保険があるうちはまだいいのですが、来年まで転職先が決まらなければこの掛金を毎月払うのは厳しいです(いや、転職が決まっても厳しいかもしれない)。

自分の場合は、勤めていた会社の持株会で買った株式がある程度たまっています。老後に向けては1銘柄の株式(しかも浮き沈みの激しいIT企業)に資産が集中しているのはリスクが高すぎると思われますので、この株を逐次売却して積立資金の足しにしようかと考えています。

まあいざとなったら掛金の変更も年に1回まではできるようですので、最悪の場合は減額を考えますが。

何に投資するか

個人型確定拠出年金では、加入した運用会社が提供する商品の中から何に投資するかを自分で指示する必要があります。

SBI証券の場合、何も指示しないと全額が年利0.025%ととんでもなく低いスルガ銀行のスーパー定期になってしまうため、早急に指示したほうがよさそうです(それでも全額控除の節税効果はありますので、収入が多くて安全志向の人はそのままという選択肢もありですが)。

自分の場合は、以前に「全面改訂 超簡単 お金の運用術」お勧めですでご紹介した山崎元さんの指針を参考に、外国株式と国内株式の投資信託を選ぼうかと思っています。

ちなみに、全面改訂 超簡単 お金の運用術に載っている、確定拠出年金の運用の四原則は以下のようなものです。

  1. 資金全体の運用計画を決め、その一部を確定拠出年金に割り当てる。
  2. 割り当て時に考慮する点は二点。第一に「運用益非課税のメリットが生きる期待収益率が高いもの」。第二に「通常の運用商品よりも安い手数料で買える商品があればそのメリットを活かす」。
  3. 一資産一商品でシンプルなものを選ぶ。
  4. 同じリスク内容ならコストの安い商品を選ぶ。

この一覧だけでは意味がよくわからない部分もあると思いますので、興味のある方は書籍を読んでみてください。

企業年金の移行

元々、個人型確定拠出年金を始めようと思った理由の1つに、勤めていた会社でやっていた確定給付企業年金(退職金の替わり)の受け皿を用意する、というのがありました。

退職時には企業年金の取扱いを保留にしていましたので、その移行手続きをしなければいけません。

ところが いざ手続きをしようと思っても、どこでどういう手続をすればいいのかをはっきり書いた資料が見当たりません。色々調べてたどり着いたのが、国民年金基金連合会の以下のページです。

移換手続(厚生年金基金、確定給付企業年金からの移換)|個人型確定拠出年金

これによると運営管理機関(受付金融機関)(多分うちの場合でいうとSBI証券)から移換申出書を入手して手続きするということのようなので、とりあえずSBI証券のコールセンターに電話して聞いてみようかと思います。

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