以前からこのブログでも申し込んだとお知らせしていました国民年金の2年前納ですが、いよいよ４月末の引き落とし日が近づいてきました。
予想より若干高かった前納保険料
この時期になって今さらという感じはしますが、2年前納の年金保険料の口座振替額通知書が届きました。
2年前納の保険料は以前に国民年金の支払い方法比較 平成26年版でも書きましたように、今年納付であれば355,280円のはずです。
しかし今回の通知書の金額はそれより若干高く、364,500円となっています。その差額は月あたりにすると、
(364,500円 – 355,280円) / 24ヶ月 = 約384円
です。
付加年金 保険料にも割引が
これは何かというと、2年前納申し込み以前から支払っていた付加年金の保険料ですね。
付加年金の保険料は通常 月あたり400円のはずですが、
(400円 – 384円) / 400円 = 4%
と4%安くなっています。
4%といえば2年前納時の保険料の割引率と同じですので、付加年金についてもこの割引率が適用されたということでしょう。
金額的には大した額ではありませんが、付加年金まで割引になるとは思っていませんでしたので、若干得した気分です。
付加年金は元々、年金の給付が始まったら２年で元が取れるお得な制度ですし、その恩恵は国民年金を全額納付している人だけが受けられるある意味特権でもあります。
もし2年前納などで国民年金を全額支払っている(免除を受けていない)にもかかわらず、まだ付加年金を申し込んでいない方がいらっしゃいましたら、一度検討してみることをお勧めします。
もう一度口座残高のチェックを
2年前納では、35〜36万円という今までにない大金が一括して口座から引き落とされます。
万一口座の残高不足で引落しに失敗すると、以後自動的に毎月払いに切り替えられてしまうようです。
したがって、引落し用口座の残高に自信がない方は、今月末までに今一度 口座残高のチェックをしておいてください。