昨日の毎日更新してもアクセス増えず。そろそろ過去記事を整理すべきか?の続きです。
この記事で書きましたように、Googleアナリティクスの閲覧開始数を基準として、最近の閲覧開始数がほとんど0だった記事について、noindex(検索エンジンでのインデクシングを抑制するメタタグ)を付けていく予定です。
どのくらいの記事にnoindexを付けるか?
方針は決まりましたが、まだどのくらいの記事にnoindexメタタグを付けるべきか、という問題が残っています。
そこで昨日の記事でもご紹介しました以下の記事を参考に直近3カ月間の閲覧開始数のデータをGoogleアナリティクスから抽出し、調べてみました。
[SEO]ブロガーなら要チェック!質の低いブログ記事を、Googleアナリティクスで見つける方法 – 拡張現実ライフ
すると閲覧開始数が多い約260個の記事(全記事のおよそ26%)で当ブログの閲覧開始数(外部からの流入数)の約80%を稼ぎ出していることがわかりました。
この数字はなんとなくパレートの法則(80:20の法則、例えば売上の8割は2割の顧客が生み出している、あるいは企業の成果の8割は2割の従業員が生み出しているなど)に近い感じですね。
また逆に閲覧開始数が低い方から見ていくと、500記事(全記事のおよそ半分)で閲覧開始数の0.8%しか稼いでいないことがわかりました。つまりこれらの記事を無くして記事数を半減させても、外部からの流入は1%も減らないことになります。
もちろんブログのアクセス源は外部流入だけではありませんので記事を半減させるというのは少し極端な話ですが、noindexメタタグを付けるだけならば記事自体が消えるわけではありませんので、かなりの大鉈を振るっても大丈夫そうです。
また少し極端な行動に出た方が効果の有無も判断しやすいと思いますので、ここは思い切って300〜400記事(全体記事の3〜4割程度)はnoindexメタタグを付けてみようかと思います。
付けるのはいいが手間がかかる
実は昨晩からすでに作業に入っています。とりあえず閲覧開始数が一番低いゼロの記事(つまりここ3ヶ月間で一度も外部からアクセスされなかった記事)約180個にnoindexを設定し終わりました。
ただWordPressでこれをやろうとすると、該当記事の編集画面を開いてnoindexのチェックボックスを入れ、記事を保存するという作業を延々繰り返すことになります。
WordPressの記事保存はかなり遅いので、これを数百も繰り返すと結構な時間がかかります。昨日180記事を処理するのに約2時間かかりました。
まあ大量に処理しなければならないのは初回だけですので、ここはテレビでも見ながら地道に作業を続けていこうと思います(次回以降は既にnoindexを付けた記事を除外するよう、Excelなどで何らかの手段を考えなければいけませんが)。
効果がわかるのは数週間後か?
というわけで実際にnoindexを付け始めましたが、付けたからといってすぐに検索エンジンに反映されるわけではありません。
ページの更新が検索エンジンに検出されてクロールされるまで1週間程度かかる場合もあるそうです。したがって、実際に効果が出始めるとしたら1〜2週間経ってからでしょうか。
ブログアクセス上、何か目に見えて変化が出始めましたらまたお知らせしたいと思います(もちろん変化なし、あるいは最悪更にアクセス低下、などという状況になる可能性も無くはありませんが)。
最後に1つお詫びです。上記の作業で現在記事の大量更新を行っていますので、RSSリーダーをご使用の場合は当ブログで大量の更新記事が通知されるかもしれません(しかも古い、あるいは質の低い記事ばかりが)。このような事情ですので過去記事については無視していただくよう、お願いいたします。
ブログ運営ではできる事は全部試してみた方がいいですね。興味あるので結果報告期待しています。