本格的な活用が始まりましたカラーE-ink端末BOOX GoColor7ですが、本機の投入により既存のタブレットの役割分担にも変化が生じてきました。
既存のタブレットの役割分担
従来から手元で使っていましたタブレットは、10インチのFire HD 10と8インチのMediaPad M5 lite 8です(一応この他にFire HD 8もありますが、古くなって使い道も思いつかないので最近は休眠中)。
従来の使い道は、Fire HD 10が主に動画閲覧用(レコーダーで録った録画番組の格納・再生やYouTubeなど)、MediaPad M5 lite 8が主に電子書籍のリーダーでした。
この目的のために実家と借家の行き帰り時には、基本的にこの2台を携行していました。
しかしここにBOOX GoColor7が加わりますと、さすがにタブレット3台を常時持ち歩くのはやりすぎではないか、という気がしてきました。
タブレットの配置転換
そこで各タブレットの使い方を整理して見直してみることにしました。
まずFire HD 10ですが、これが大きくて一番重いので最も携行時の負担になります。そこでこれについては実家に止め置いてテレビ・録画番組の閲覧用にすることにしました。
実は実家の私の居室のテレビは液晶が壊れかかっていまして、映すと縦に青い線が入ったりします。そこでFire HD 10をそのテレビの代替役にするという案です(DTCP-IP対応のアプリDiXiM Playなどでレコーダーに接続すれば、ほぼテレビの替わりになりますので)。
そうしますと持ち歩ける動画再生用のタブレットが無くなりますので、これにMediaPad M5 lite 8を充てます。画面サイズが10インチから8インチに下がりますので映像の迫力は若干落ちますが、試してみたところそれほど違和感はありませんでした。
さらにそうしますと電子書籍のリーダー役がいなくなりますが、そこは新たに投入しましたBOOX GoColor7にうってつけの場所です。
というわけでタブレットの役割分担は
- Fire HD 10:実家でのテレビ・録画番組 閲覧用
- MediaPad M5 lite 8:動画格納・再生用
- BOOX GoColor7:電子書籍リーダー
ということで落ち着きました。
カラー・大画面での閲覧にはBooxドロップスクリーンが便利
ちなみにBOOX GoColor7を電子書籍リーダーのメイン機にしますと、活字の書籍や白黒のマンガならこれで十分なのですが、やはりカラーの発色という点で不満が残ります。
一応BOOXのカラーE-ink画面でも何色かわかる程度の発色はありますが、やはりフルカラーのマンガやカラー写真の多い雑誌などを閲覧するには力不足です。またBOOXのカラー表示時は解像度が落ちますので、小さい字の雑誌なども苦手です。
そういう時にはBOOX GoColor7に実装されていますBooxドロップスクリーンという機能が便利です。これはBooxの画面を同一WiFi内にあります別端末のブラウザ上にミラーリングするという機能です。
具体的にはBooxホーム画面上部のツールバーなどから「BOOXのドロップスクリーン」を選び、そこに表示されますローカルIPアドレスに他端末上のブラウザからアクセスします。するとBooxの画面がそのままブラウザ上に表示されますので、あとは通常時と同様にBooxを操作して書籍などを閲覧します。
一応Androidオリジナルのキャスト機能もありますが、あちらはキャストを受ける側にもレシーバーの機能が要りますので、Booxドロップスクリーンほど気軽には使えません。
Booxドロップスクリーンであれば、ブラウザ機能さえあればどんな端末でも使えます。例えばFire TV Stick上のブラウザやテレビ内蔵のブラウザ機能などでも閲覧可能なはずですですので、活用範囲が広がります(あくまでもBooxと同一WiFiに接続しているのが前提ですが)。