今年の株式市場が閉まるまでまだあと1週間ほどありますが、今週 今年分のNISA投資枠を全て埋め終わりました。
このタイミングで、今年のNISA投資の成績を振り返っておきたいと思います。
今年のNISA投資成績
現時点での今年のNISA投資の成績ですが、損益率が
- 成長投資枠:+2.53%
- つみたて投資枠:+7.76%
となりました。年初にオルカンなどに一括投資した人の中には+30%くらい行った人もいるらしいので、それと比べるとかなりショボいですね。
ちなみに各枠内の構成クラス別の損益率を見ますと
- 成長投資枠
- 国内REIT:-3.29%
- 海外REIT:+10.07%
- 国内株式:+4.51%
- 海外株式:+10.89%
- つみたて投資枠
- 国内株式:+2.02%
- 海外株式:+13.50%
でした。やはり今年は(今年も?)国内勢がパッとしない年でした。
あと私の成長投資枠の使い方はリバランス時の買いで埋めていくというスタイルでしたので、どうしても割安のクラスの比率が高くなります。
今年でいえばそれは国内REITで、成長投資枠の資産残高中の実に約45%が国内REITとなりました。そしてこの国内REITが今年に関しては年間を通してほぼ下落傾向でしたので、全投資クラス中で唯一の損益マイナスになってしまったのも頷けます。
こうなりますと好調だったオルカンなどが羨ましくもなりますが、あちらは年間を通してほぼ上昇傾向という年初一括投資が最大限にハマる相場状況でしたので、1年だけの結果を見てアレコレ言うのも違うかなという気もします。
来年のNISA投資方針
まあ私の場合はNISA口座への投資は既存の特定口座や旧NISA口座からの移管が主で、積極的に資産増を狙うというよりは極力資産価値を減らさない守りの運用に移行しつつあります。
したがって来年も単一ファンドへの年初一括投資での高収益化などは狙わず、分散させたクラスへの地道な毎月分散投資を続けて行こうと思います。
ただ今年は月初につみたて投資枠投資分を回収する売り注文、月中に成長投資枠を埋めるリバランス注文と2段階に分けた取引を行っていました。
しかし実際にやってみますとそこまで手間をかける必要も無さそうでしたので、来年は月初に成長投資枠投資分の回収売却注文と成長投資枠埋めのリバランス注文を合わせて行う方針で行ってみようと思います。
もしそれで年後半に成長投資枠が余りそうであれば、その時点で埋める算段(特定口座・旧NISA口座中の割安クラスを売ってNISA口座で買い戻すなど)を考えます。