確定拠出年金の取引明細と損益状況

SBI証券から「確定拠出年金 書類在中」「重要なお知らせ」と表書きされた封書が届きました。何事かと思って開けてみたところ、取引明細の報告書でした。

いつも確定拠出年金の状況は専用のホームページで確認していましたので、このような郵送での報告があるとは思っていませんでした。

取引明細書

封書の中には以下のようなA4用紙 3枚に渡る明細書が入っていました。

確定拠出年金 取引明細

内容は、

  • 資産残高
  • 掛金に対する損益額
  • 運用指図変更状況
    • スイッチング
    • 掛金配分の状況
    • 掛金配分の変更履歴
  • 掛金状況
  • 移換情報
  • 手数料情報

などとなっており、グラフや表を交えてかなり丁寧に記載されています。

考えてみればネットで情報を見られる人ばかりではありませんので、こういうサービスはあってしかるべきですね。

損益の変動状況

自分の場合は、

  • 日本株式ファンド:4
  • 先進国株式ファンド:4
  • グローバル中小株式ファンド:1
  • 新興国株式ファンド:1

の比率で定時拠出していますが、考えてみると拠出を開始してからの損益状況について、まだあまり真面目に確認していませんでした。

そこで、損益情報を記録し始めてからの変動状況をExcelでグラフ化してみました。

確定拠出年金 損益グラフ

グラフを見ると、記録を取り始めた2月中旬からの2ヶ月余りの間だけでも、上は+約3万円から下はー約2万円まで、損益がかなり大幅に変動していることがわかります。

現状は拠出を始めてから間がありませんので、ファンドへの拠出額はまだ90万円程度です。それでもこれだけプラス・マイナスに動くわけですから、今まで預金しか経験がない人が確定拠出年金で初めてファンド投資にチャレンジした場合には、かなり心臓に悪いかもしれませんね。

ちなみにグラフ中の赤い点線は、損益変動のグラフを一次直線で近似したものです。現時点で既に微妙に右肩上がりになっていますが、これは観測期間が短いのでただの偶然かもしれません。

しかし長期的に見ても、このように損益の上下変動を繰り返しながらも平均としてはプラスをジリジリと積み上げていく、というのが長期での分散投資の目指すところです。

自分の場合は60歳を迎えるおよそ10年後までの運用を想定していますので、長期投資というよりは中期投資かもしれませんが、いずれにしても目先の変動に一喜一憂すること無く、積立(と場合によってはリバランス)を続けていきたいと思います。

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