はてなブックマークやTwitterなどで以下のブログ記事が話題になっていたみたいですね。
adsense等の広告を投稿中に挿入すると、Googleから低品質と思われやすくなる|ウェブシュフ
最近公開されたGoogleの検索品質評価ガイドラインによると、そう解釈できる記述があるという話のようです。
実際の記述は?
問題の箇所はガイドラインの「6.5.3 Poor Page Design」の中の以下の記述とのこと。
However, some pages are deliberately designed to shift the user’s attention from the MC to the Ads, monetized links, or SC. In these cases, the MC becomes difficult to read or use, resulting in a poor user experience. These pages should be rated Low.
ユーザーの目を意図的にメインコンテンツから広告などに振り向けようとする作りのページは、メインコンテンツが読みにくくユーザーに優しくないので評価を下げるべきだという内容のようです。
明示的にページの途中に広告があるとダメ、と言っているわけではないようですね。ただ、その後ろに書いてある低ランクとなるページの例を見ると以下の記述があります。
Many Ads or highly distracting Ads on the visible part of the page when it first loads in the browser (before you do any scrolling), making it difficult to read the MC.
ページロード直後のスクロールしない範囲にある多数の広告やひどく注意をそらせる広告はメインコンテンツの読みやすさを損ねるということなので、記事の途中にある広告がこれに該当すると判断されても不思議は無さそうです。
記事途中の広告は損か得か
もちろんこれは数あるページの品質評価基準の1つに過ぎないと思われますので、これに該当したからといって即Googleの検索結果の表示順位が大幅に下がるといったことは多分無いでしょう。
記事途中に広告があることの影響を多角的に考えてみると、以下のようになりそうです。
- 検索エンジンの評価:悪影響
- 読者の好感度:悪影響
- 広告のクリック率:好影響
- 表示される広告の単価:?
メリット・デメリット様々で、これらが複雑にからみ合って最終的に収益アップとなるかダウンとなるかが決まることになります。結局最後は、自分のブログ内容やポリシーと相談して各人が判断するしか無さそうですね。
自分について考えてみると、記事途中に広告があるのは読みやすいかどうか以前にEvernoteにページクリップする時に邪魔になりますので、かなり印象が悪いです。
自分がされて嫌なことは人にもしない、というのを一応基本的なポリシーにしていますので、自分のブログで記事の途中に広告を置くことは今後も多分ありません。
こんにちわ。
(記事中に広告を入れておけば、クリック率が上がるんじゃないかな)と思って設置していました。
でも、読みにくいだろうなぁ、とはずっと思っていたので、この記事をキッカケにとっぱらってみました。とてもスッキリしました。
これで良かったんだと思います。良い記事を書いていただき、ありがとうございました。