また楽天銀行が金利をいじっているようです

このブログでも想像以上に逃げ足が速かった楽天銀行などでお知らせしましたように、1週間・2週間定期預金の金利を開始から1週間足らずで1/10にまで引き下げて話題(もちろん悪い意味で)になった楽天銀行ですが、最近また金利をいじっているという噂を聞いて見に行ってみました。

今現在は業界最高レベル

ホームページで確認したところ、7月22日現在の金利は以下のとおりでした。

  • 1週間定期:0.3%
  • 2週間定期:0.1%

特に1週間定期は0.3%ということで、先日東京スター銀行の口座開設が想像以上に面倒だったで口座開設を申し込んだと書きました東京スター銀行の1週間預金と並んで、恐らく業界最高水準です。

あくまでも「現時点では」の話ですが。

失った信用はすぐには戻らない

金利の数値だけを見れば今の水準は魅力的ですが、予告なく1週間足らずで金利を1/10にまで引き下げたという実績を一旦作ってしまった以上、すぐにまた資金を移動して利用しようという人は多くないでしょう。

まだ楽天銀行に資金を残していた人が、ダメ元で満期日解約指定で試しに預けてみるというくらいが関の山ではないかと思います。

個人的には今は比較的時間に余裕がありますが、それでも楽天銀行の金利を1週間毎にチェックしているほど暇ではありませんので、少なくとも1年程度は常識的な範囲の金利で運用してくれたという実績ができるまでは、再度利用することは無いでしょう。

何しろ瞬間的に業界最高水準の金利を記録しても、間に0.05%などの低金利を挟まれては実質的に半分程度の金利で預けているの同じですからね。

意味不明な金利操作

それにしても、なぜ楽天銀行はこのように急激な金利変更を繰り返しているのでしょう。

他にも超短期定期預金を提供している銀行はいくつもありますし、金利が逐次変わっていくのも普通のことです。しかし他行の金利は1週間毎というような高頻度では変わりませんし、変動幅も一気に1/10というような大幅な変更はまずありません。

楽天銀行はこの金利操作を意図的にやっているのか、それともユーザーの反応などを見ながら泥縄的にやった結果がこれなのか、全く予想がつきません。

ブログや芸能人の炎上商法と同じような匂いがしないでもありませんが、多少評判を落としても名前を売った者勝ちとなる場合のある芸能人と違い、信用第一の金融機関がここまでユーザーの信頼を損ねて名を売る合理性もないような気がしますしね。

スポンサーリンク

フォローする

おすすめトピック(一部広告あり)

おすすめトピック(一部広告あり)