純金積立 今後の方針決定

以前に純金積立プランの終了と別会社への移行で書きました純金積立ですが、別記事へのコメントでETFや投資信託はどうですかというコメントも頂き、判断を保留していました。

しかし移行申し込みの締め切りである6月末が近づき、今の運用会社から再度 意思確認の書類が送られてきました。

金ETFについて

さすがにそろそろ結論を出さないといけませんが、コメントしていただいたETFなども気になりますので、少し調べてみました。

ETFとは「上場投資信託」のことで、投資信託の一種です。その中でも、金ETFは金価格に連動した上場投資信託ということになります。

ETFでは投資信託を有価証券化して証券市場に上場することで、以下のような様々なメリットが生まれます。

  • すべての証券会社で取引できる
  • 株式と同様、リアルタイムで取引できる
  • 信用取引ができ、売りから始めることもできる
  • 売買にかかる手数料が安い
  • 保管料がかからない

自分がメインに使っているSBI証券で調べてみると、以下の3つの金ETFを扱っているようでした。

  • SPDRゴールド・シェア(東証外国ETF コード:1326)
  • 金価格連動型上場投資信託(東証ETF コード:1328)
  • 純金上場信託(現物国内保管型)(東証ETF コード:1540)

株式と同じ扱いのため、売買にあたっては株式と同じ手数料がかかります。SBI証券の場合、売買金額に応じて1回 150円〜500円程度かかるようです。

また株式扱いなので、投資信託のような売買金額指定での取引はできません。したがって、ある程度まとまった金額での取引に向いていると思われます。

今回の結論

以上のように金ETFについて調べてみて、一旦買ってしまえば保管料がかからない点は純金積立に比べて魅力的です。

ただやはり売買時には手数料がかかりますし1株単位での取引になりますので、売買の利便性という点では純金積立に比べて極端に有利というわけでは無さそうです。

また保管料については、今回に限っては別会社の純金積立への移行の特典として、初回年会費1080円キャッシュバック、更に3,000円相当の商品券プレゼントという条件が提示されていますので、4年分ほどはそれで補填できそうです。

そして何よりも問題なのは、金ETFに移行しようとすると今の持ち分を一旦全部売却することになり、そこで生じた利益に税金がかかってしまうことです。

今年からしばらくは持株会で買った株式も売却していくことを考えていますので、今回の結論としては売却の発生しない純金積立のままでの移行を行うことにしました。

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