LINE Out代替策追加検証：Viber Outについて

前回LINE Out終了に備え代替サービス検討で書きましたLINE Outの代替策の件ですが、コメントでViber Outはどうでしょうか、という情報をいただきました。

そういえばViber、ありましたね。私も大昔にですがすべての国内通話が０円になったViberをインストールしてみたで無料トライアルを試したりしていました(その後すぐ有料化されてしまいましたが)。

現状のViber Out

楽天に買収されたViberですが、今でも楽天にホームページがありました。

Viber Out（バイバーアウト）は、固定電話や携帯電話の番号にも低価格で電話をかけることができるサービスです。Viber（バイバー）アプリユーザー以外の番号にも、Viber（バイバー）アプリから電話をかけることができます。

viber.co.jp

こちらによりますと類似サービスと比較した料金はこんな感じ。

発信時に使用するViber Out クレジットの購入はドルベースですので、円安に振れがちな現状ではやや不利になることが多そうですが、それでもLine Outに迫るくらいのコストパフォーマンスを発揮してくれそうです。

それでいてLine Out同様月額料金もありませんので、これはLINE Outの後継として行けるんじゃないかと一瞬思いました。

ところがどっこいそこは楽天のサービス、やはり一筋縄ではいきませんでした。

調べてみますと、日本で利用する場合Viber Out クレジットには購入から180日という有効期限があるのですね。

そして現状、Viber Out クレジットは最低でも4.99ドルからしか買えないようです。

ホームページによりますと$4.99(727円:2022年11月4日時点）で最大185分日本の固定電話への通話が可能ということですので、毎月コンスタントに30分以上発信しないとこのクレジットは使い切れないことになります。

私の場合発信の頻度が少ない月が多いので、これでは実質的に毎月100円ほどの月額料金を支払っているのと同じことになりそうです。

ならば多少割高でも必要時にだけG-CALLなどで通話した方が得策と思われますので、Viber Outは採用できないという結論となりました。

ネットを見ていますと、古い情報ではViber Out クレジットを$0.99単位で買えた時期もあったようです。せめてそれくらい細かく刻めれば残った分は掛け捨てにしても惜しくはないのですが、なかなかうまくはいかないものですね。