前回いよいよメイン回線をmineoから楽天モバイルに切り替えで書きました楽天モバイルの最強プランですが、いよいよ7月に入り今日から使い放題解禁です。
WiFiルーターがRakuten Hand 5Gを認識しない
実は楽天モバイルは契約初月でも最低料金の1,078円は取られますので、それで使える3GBまでの容量は消化してやろうと昨日から先行で試用を開始していました。そして実際に使ってみますと、やはりいろいろと想定外の問題が出てきます。
まずは実家でUSBテザリング経由で使おうと思っていましたASUSのWiFiルーターが、Rakuten Hand 5Gを認識してくれませんでした。PCに接続するとちゃんとUSBテザリングしてくれますので、Rakuten Hand 5G側に致命的な問題があるわけでも無さそうなのですが。
ルーターのファームウェア更新などをしてみても問題が解決しませんので、やむなく実家でもPCでUSBテザリングして使うことにしました。
ちなみにPC以外の機器のネット接続については、ConnectifyというPCにルーターのような動作をさせるアプリを使い、USBテザリングした回線を有線LAN経由でWiFiルーターに接続して利用できるようにしました。
USBテザリングがブツブツ切れる
これで機器接続上の問題は解決しましたが、次に出てきましたのがRakuten Hand 5GのUSBテザリングがブツブツ切れるという現象です。
テザリング開始直後は正常につながったように見えるのですが、利用していると5~20分程度でUSBテザリングが勝手に停止してしまいます。
ネットを調べるとAndroid端末は放置状態で時間が経過すると勝手にスリープ状態に入るので、そのタイミングでテザリングが停止してしまうという情報がありました。
その問題の回避策として充電中はスリープしないようにする設定が提示されていましたのでやってみましたが、それでは問題は解決しませんでした。
ちなみにスリープ禁止の設定は、開発者向けオプションを有効化(設定メニューの「デバイス情報」の中の「ビルド番号」を5回タップ)し、「システム」メニューの中に出てきた「開発者向けオプション」の中の「スリープモードにしない」をONです。
そこで回線状態(楽天回線かパートナー回線か、接続しているバンド、電波の強度など)を表示するアプリを入れて様子を観察していますと、どうも回線状態に変動があったときにテザリングが切れている気配がありました。
以前に楽天モバイルを使っていたときにはこのような挙動はありませんでしたのでその時との違いを考えてみますと、一つ思いついたのはRakuten Hand 5Gはその名の通り5G回線に対応しているという点です(考えてみるとこれ、人生で初の5G端末でした)。
そこで設定メニューの「モバイルネットワーク」の中にあります「5Gを有効にする」のオプションをOFFにしてみますと、USBテザリングが安定して動作するようになりました。
ただ1日明けた今日、試しに再度5GのオプションをONにしてみたところ、今日はそれでも安定してUSBテザリングが動作しました。
したがってその時の電波状態などによって挙動が変わるのかもしれませんが、どうせ楽天モバイルの5G回線は大都市以外ではまだ当分安定しないでしょうから、接続になにか不安定な要素を感じた時には5GをOFFにしてみる、というのは一つの選択肢になりそうです。
いずれにしましても、とりあえずこれで楽天モバイルの回線を安定して使える環境は整いましたので、その実用性をこれからじっくり試していきます。