私の資産運用の主体はSBI証券で購入している投資信託です。
そういえば少し前からトータルリターンの情報が提供されるようになったのを思い出し、今年の資産運用状況はどうだったのかと振り返ってみることにしました(実際にはまだあと数日残っていますが)。
トータルリターン
SBI証券の投資信託トータルリターンのページでは今年の評価金額や売却・買付金額、分配金額などの内訳も表示されます。しかし、年別で比べてみないと今年の位置付けははっきりしませんので、年別サマリーの方を見てみます。
具体的な金額は伏せますが、以下が年別サマリーの表です。
字が小さくて見にくいので各年の変化率の数字だけ挙げると、以下のようになります。
- 2015年:+0.94%
- 2014年:+15.90%
- 2013年:+26.59%
- 2012年:+20.53%
- 2011年:-5.27%
- 2010年:-2.01%
- 2009年:+5.85%
これを見ると今年の投資結果は減りもせず増えもせずということで、ほぼトントンの結果だったことがわかります。
株式などにもかなりの比率で投資していたことを考えると、+1%程度の上昇率はやや物足りない年だったとも言えるでしょう。
ただまあ年央にはチャイナショックなどもあったことを考えますと、半年足らずでよくトントンまで戻したものだとも思います。
去年までが凄すぎた?
それにしてもこの数字を見ていると、2012年から去年の2014年までがいかに凄い(特異な)相場だったかがわかります。
2013年以降は2012年12月に誕生した第2次安倍内閣のアベノミクスの効果もあったのでしょうが、実はその前年の2012年から既に始まっていたのですね。
私はこの3年間のちょうど真ん中付近である2013年8月で退職したわけですが、この稀に見る相場上昇期に退職できたのは、資産減少の恐怖をあまり感じずに済んだという点では幸運だったのかもしれません(退職を判断した時点では、その点は全く考慮に入っていませんでしたが)。
とはいえこのような勢いの上昇相場が今後もそうそうやってくるとは思えませんので、来年以降はもう少し低いリターン率(平均で3%前後?)を想定して投資戦略を考えてみたいと思います。