今更ながらGoogleフォトを利用開始で書きましたGoogleフォトですが、全ての写真データをアップロードし終わってみると、やはり自分が持っている写真データ全てを容量を気にぜず一括管理できるのは快適ですね。
しかもWeb UIでもレスポンスがかなり速いため、10年以上にも渡って貯め続けた数千枚の写真をざっと流し見したりすることも簡単にできます。
不要な写真を整理したい
こうやって写真を一覧できるようになってみると、データの中には撮り損ないの写真や撮影ミスを避けるために2〜3枚同じものを撮った写真が結構混じっていることに気がつきます。
せっかく写真データを簡単に管理できるようになったのですから、こういう不要な写真は適宜削除して掃除していきたいところです。
そこで1つ気になるのは、Googleフォト上の写真を削除するとスマホ内などにあるオリジナルの写真データはどうなるのか?ということです。
掃除を始める前にそこをよく把握しておかないと、必要な写真データが消えてしまうなどの思わぬ事故を招きそうです。
Googleフォトで写真を削除するとどうなるか?
調べてみると、AndroidとiOSで少し動きが異なることがわかりました。
Androidの場合
Androidの場合は、Googleフォトアプリ上で消してもGoogleフォトのWeb UI上で消しても、スマホ内のオリジナル画像も削除されます。
つまり、
- Googleフォトアプリ上で削除→オリジナル画像も消える
- Web UI上で削除→オリジナル画像も消える
となります。
おそらくGoogleとしては、Googleフォトのサーバー上のデータとアップロード元のデバイス上のデータが完全に同期されている状態を目指しており、そのためにこういう仕様になっているものと思われます。
直接操作していないのにデバイス上のデータが勝手に消えてしまう点で予め認識していないとちょっと怖い動きですが、わかっていれば確かにこの方式が一番スッキリする気がします。
iOSの場合
iOSの場合は少し動きが複雑です。iOSのGoogleフォトアプリ上で消した場合はAndroidと同様オリジナル画像も消えますが、削除する前に以下のような確認メッセージが出ます(Androidアプリでは何も出ません)。
一方、GoogleフォトのWeb UI上で消した場合はスマホ内のオリジナル画像が消えません。こちらの場合も以下のような確認メッセージが出て一見端末からも削除されそうな雰囲気ですが、削除後確認してみると端末側にはデータが残っています。
つまりまとめると、
- Googleフォトアプリ上で削除→オリジナル画像も消える
- Web UI上で削除→オリジナル画像は残る
となります。
結局iOSからアップロードした写真をWeb UI上で削除した場合だけ他と動きが異なることになります。ひょっとしたらiOSの制限でバックグラウンドで勝手に写真を削除することができないのかもしれません。
不要画像の削除ならiOSアプリから
以上、少しややこしいですがGoogleフォトの削除の動きが把握できました。
私の場合は不要画像の整理が目的ですので、オリジナル画像を残すことに意味はありません。そういう場合はiOS上のGoogleフォトアプリから削除を行えば、撮影元がどこであってもキレイに掃除することができそうです。
なおGoogleフォトにアップロードした後のオリジナル画像だけを一括削除して端末の空き容量を稼ぎたい場合もあると思います。そういう場合は、アプリの設定画面にある「空き容量を増やす」のボタンが利用できます。
私の端末はまだ容量に余裕がありますので、念のため端末上のオリジナル画像もしばらくは残しておくつもりですが。
へえ、これって今までのgoogledriveにデータを保存するのとちょっと違うのでしょうか。
完全に同期されるというクラウドなんですか。