母親用に老人向けボイスレコーダーを購入

うちの母親は手芸やら合唱やらやたらと習い事に手を出しているのですが、歌を録音するために大きめのボイスレコーダーが欲しいと言い出しました。

実は今までも父親が買ったボイスレコーダーを使っていたのですが、これは純粋なビジネス用でスマートですが、表示やボタンが小さすぎて老人には使いこなすのが難しかったようです。

電器店巡り

ボイスレコーダーはそれほど流行りの機器ではないので店に在庫があるかどうか心配でしたが、とりあえず母親を連れて実家の近くにある電器店を回ってみることにしました。

まず向かったのはエディオンですが、ここでの在庫はやはりビジネス用のボイスレコーダーがほとんとで、老人向けと言えそうなのは以下のソニーの機種1つだけでした。

そして次に向かったヤマダ電機では、このソニーの機種に加えて以下のパナソニックの機種も見つかりました。

ボイスレコーダーの中でも主力のビジネス用でないこういう機種がそれほど売れるとは思えませんので、在庫は無い可能性が高いかと思っていましたが案外あるものですね。

こういう分野でも、年々増加していく老人の需要というのは侮れないのかもしれません。

どちらを買うか

結局母親が使えそうなもので見つかったのは上記の2種類だけでした。

どちらも値段は税込9千円ちょっととAmazonなどで買う方が少し安いですが、私が実家にいるうちに使い方をレクチャーしないと使い始めるのが難しそうでしたので、思い切って買ってしまうことにしました。

ただこの2機種は機能に微妙に一長一短があります。気になるとことを比べてみると、以下のようになりました。

ソニー ICD-LX31 パナソニック RR-SR350-W
ストレージ 8GB(SDカード) 8GB(内臓)
電池 単4乾電池 2本 単4乾電池 2本
録音時間 ステレオ 89時間 ステレオ 90時間
モノラル 180時間
スピーカー 内臓(モノラル) 内臓(モノラル)
日付検索機能 有り 有り
早聞き/遅聞き 無し 1.5倍/0.7倍
音声ガイド 無し 有り

レコーダーとしての機能の豊富さはパナソニックの方が一歩抜き出ています。また録音時間についても、モノラルで良いと割り切ればパナソニックの方が倍録音できます。

ただこのパナソニックの方はストレージが内臓の8GBのみで拡張ができません。USBなどでデータを抜き出すこともできないようですので、完全に本体内だけでデータをやりくりする必要があります。

一方ソニーの方はストレージがSDカードですので、カードをPCに挿せばそこでデータを出し入れすることもできそうです。またSDカードは最大32GBまで対応しているようですので、必要があればカードを買い足して録音時間をパナソニック以上に引き上げることもできます。

結局このSDカードによる拡張性の高さと、ボタンや表示などがやや大きめで見易そうなところからソニーの方を購入することにしました。

買って帰ってから母親に使い方を教えがてら私もさわってみましたが、大きめのボタンにしっかり日本語の説明が入っており、ほとんどマニュアルを見なくても使うことができました。

使い慣れればテープレコーダーなどよりはるかに使い勝手は良さそうです。これはこういう機械に慣れていない老人にもお勧めできる一品だと思います。

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