今回の帰省を終えて徳島に戻る直前、父親から話があると言われました。
改まって何事かと身構えて話を聞くと、「その後、収入の状況はどうなんだ?」というような話でした。
親の世代の常識は働いていて当たり前
そういえば以前に親に資産リストを見せた結果で書きましたように退職後の資産状況を説明して以来、結局そういう生々しい話はあまりしていませんでした。
その後あまり稼いでいる様子も無いのに賃貸住まいを続けたりしていますので、手持ちの資金が穴の開いたタライの水のように減っていっているのではないかと心配になったようです。
親の世代の感覚としては年金をもらえるまでは働くのが当たり前ですので、どうしてもきちんとした仕事がないと生活が立ち行かないという発想になってしまうようです。
私の退職から既に4年以上が経過していますので、そのあたりのことはもうあきらめてくれたかと思っていましたが、まだまだそうでもなかったようです。
とりあえず資産は減っていないことを説明
聞かれた以上はあまりいい加減なことも言えませんので、直接的な収入については主にネット経由での月数万円程度の稼ぎしかないこと率直に伝えました。
ただここでも去年末に2017年の資産推移を振り返るで書きましたように、資産については減るどころか運用によって増えていますので(2017年は特に)、そのことも伝えて何とか安心してもらおうとしましたが、はたしてどこまで伝わったでしょうか。
同居の要望も透けて見える
またこちらの状況を心配すると同時に、親の側もだんだん体の自由が利かなくなってきていますので、できれば同居してもらって安心したいという要望もあるようでした。
親としては同居したうえで定職に就いてくれれば万々歳なのでしょうが、残念ながらどちらの要望にもすぐには応えられそうにありません。
まあ仕事の方は今後も資産を大きくは減らさないことで今の生活が続けられることをおいおい証明していくとしても、同居のほうはなかなか難問です。
今回の帰省中にも感じたのですが、やはり常時親と同居するというのはかなりの負担感があります(うちの場合は親が熱心に信心していますのでなおさら)。
もちろん親の身に何かあった時や介護が必要になったときにはできる限りの協力はするつもりですが、どいういう形で関わっていくかは考えどころです。
やはり気軽に通える実家の近くに引っ越すくらいが、落としどころとしては妥当かもしれません。
ウチの親もことあるごとに働かないのかって言ってきます。
資産は減ってないんだよって言ってもあまり効果ないです、ようは何かをしていないと不幸だと思ってるようです。
もう説得はあきらめて、適当に受け流してますね。