Alexaを少し本気で使ってみる

先日AmazonでFire TV Stickが2,980円と安くなっていましたので、1つ買って借家の方にセットアップしました。

実家にはFire TV Stick 4Kが既にあったのですが、借家でも同様の環境を実現したかったためです。

Alexaを再認識

セットアップが終わったこのFire TV Stickをいじっていて、これにもAlexaの機能が搭載されていることを思い出しました。厳密にはFire TV Stickの場合は、デバイス本体ではなくリモコンの方がAlexa対応になっていますが。

Alexaといえば、言わずと知れたAmazon開発の音声認識型のAIエージェントです。対応デバイスとしてはスマートスピーカーのEchoシリーズが一番有名ですが、実はFire TV StickやFireタブレットなどAmazon提供のデバイスに幅広く実装されています。

このAlexaについてはFire HD 10のAlexaサービスが日本で始まった時やFire TV Stick 4Kを買ったときなどに少しずつ試しましたが、あまり本気で使うことも無く今まで放置してきました。

しかし今回ネットで情報を見ながらFire TV StickのAlexaをいじっていて、ラジコでラジオの番組が聞けることを発見し、案外色々と使い道がありそうだと興味が沸いてきました。

またFireタブレットの方は、「アレクサ」の掛け声だけで一切手を触れることなくいつでもどこでもAlexaを起動できることがわかり、その機動性を改めて認識しました。

お気に入りのコンテンツ

こうして興味がわいてきたAlexaの機能ですが、特に私の目を引いたのは上記のラジコ以外では、ニュースと本の読み上げでした。

ニュース

まずニュースについては、「アレクサ、今日のニュースは?」などと呼びかけると、最新のニュースを教えてくれます。しかしデフォルトではNHKニュース 5件程度と所在地の天気予報しか出てきませんので、じっくり聞くにはちょっと物足りなさを感じます。

これについてはスマホやタブレットなどにAlexaアプリをインストールし、そこで設定をすることでコンテンツを追加できることがわかりました。具体的にはAlexaアプリ ホーム画面の左上のメニューボタンから「設定」を選択し、その中の「フラッシュニュース」を選びます。

すると以下のような画面が開きますので、好きな情報提供元のスキルを追加することでコンテンツが増やせます。

Alexaアプリ フラッシュニュース設定

また同画面でコンテンツの利用停止や並べ替えを行うこともできます。

本の読み上げ

またAlexaは書籍を音声で読み上げることもできます。

使えるコンテンツとしては、以前にaudible 30日間無料体験で「三体」を聴き始めたなどで書きましたaudibleのオーディオブックが聞けることは何となく認識していました。

しかし実はそれに加えて、Kindleの活字の書籍もそのほとんどが読み上げ可能なのですね(その場合は当然、音声はaudibleのような人のナレーションではなく合成音声になりますが)。

本の読み上げコマンドは「アレクサ、(本のタイトル)を読んで」などです。「アレクサ、本を読んで」だと前回の続きから読んでくれます。

試しに読みたいと思いながらなかなか手が出せていなかったちょっとしたKindle本を隙間時間で読み上げてもらったところ、3日ほどで聞き終えることができました。

音声品質も十分実用になるレベルですし、音声で位置の巻き戻し・先送りや指定章への移動、読み上げスピードの調整、ボリュームの調整などもできます。

というわけで、また良い暇つぶしのネタが一つできてしまいました。元々こういうAIっぽいモノは好きですし、まだまだ知らない機能がたくさんあるようですので、じっくり戯れてみたいと思います。

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