Glaxy Note9からの動画キャストで録画視聴の自由度が飛躍的に高まった

先日録画視聴環境を整備するで書きましたように、録り貯めていました録画データを鑑賞するためにPlexの環境を導入しました。

出先でも続きを観たい

このPlex環境とは、PCにPlex Media Serverを立ててその中に動画ライブラリを構築し、そこにクライアント(Fire TV Stickやスマホなど)のPlexアプリを接続して再生するというものです。

実家に設置しているPCのサーバーを使っている限り、この環境は非常に快適に動作しました。AmazonアプリストアからFire TV StickにインストールしたPlexアプリなら、無料でも特に制限無く再生に使えましたし。

ただ慣れてくると欲が出るもので、動画の続きを借家などの出先でも観たくなってきました。

PlexのサブスクリプションPlex Passを使えばマホアプリに動画データをSyncできる機能もあるらしいので1カ月分だけ購入して試してみましたが、確かにスマホに動画を格納はできるものの再生はそのスマホでだけであり、他マシンのPlexアプリでの再生などはできませんでした。

またマホアプリに動画をSyncする時に一度データのトランスコードが行われるようで、PCが長時間高負荷で稼働し続けてあまり使い勝手が良いとは言えません。

Glaxy Note9から動画をキャストする

何か他に手が無いかと試しているうちに、Glaxy Note9から他のマシンに動画をキャストするSmart Viewという仕組みがあることが分かりました。

これは元々サムスンが自社のスマートTVにモバイルデバイスから動画をストリーミングするために提供している機能のようですが、Google CastやDLNAメディアレシーバーなどにも対応しており、かなり汎用的に使えるようです。

Smart Viewはホーム画面を上端からスワイプした時に出てくるツールバーの拡大時にアイコンが現れ、それを選ぶとその時点で同じローカルネットワーク内に存在する接続可能なクライアントが列挙されます。

Smart View 接続先選択

試しに前からFire TV StickにインストールしていましたAirReceiverという汎用のミラーリングクライアントアプリにこのSmart Viewで接続してみたところ、動画の再生を確認できました(AirReceiverはGoogle CastとDLNAレシーバーの両方に対応していますが、うちのGlaxy Note9ではGoogle Castの方のみで再生可能)。

ただこのSmart ViewとAirReceiverの組み合わせは動画のストリーミングデータのやり取りをするだけの仕組みですので、別途Glaxy Note9側に動画再生用のプレーヤーが要ります。

Android用の動画プレーヤーは多々ありますが、Smart Viewとの相性的にはいまいちなものが多く、最終的にはGalaxy StoreにあったGalaxy Video Libraryというシンプルなプレーヤーが一番Smart Viewと合うようでした。

これで実家のFire TV Stick 4Kで観ていた動画の続きを、先日借家に新調したFire TV Stickで観るということができるようになりました。

また動画データを格納していますGlaxy Note9で直接再生することも当然できますし、FireタブレットにAirReceiverをインストールすればそちらでも再生可能です。

これにて好きな録画データをスマホに入れて持ち歩き、好きな時に好きなデバイスで随時再生するという環境が完成しました。しかもかかったコストはAirReceiverアプリを購入した時の305円のみです。

Plexアプリに寄り道して少し遠回りしましたが、コスパと自由度最強の環境にたどり着くことができました。

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