Rakuten Hand 5Gをリーダー端末にするで書きました件の続きですが、結局E-Inkリーダーの購入は一旦保留にすることにしました。
手元のRakuten Hand 5Gでそれなりに電子書籍が読めることがわかったことと、前の記事で挙げましたE-Inkリーダーのバージョンアップ時期が例年6~7月頃のようですので、もうすぐ次のバージョンが出てくる可能性があるためです。
ただRakuten Hand 5Gですと読むこと自体にそれほど問題が無くても、画面が小さいので指でのページめくりで姿勢が固定されてしまい、長時間使っていると腕や肩が凝ってくるという問題がありました。
この点を改善するために、手元にありました様々なポインティングデバイスによるページめくりを試してみました。
Bluetoothミニキーボード
まずは以前に読書用にBluetoothミニキーボードを購入で書きましたBluetoothミニキーボードです。
元々iPhoneでの読書用に買ったもので今回も一番期待していたのですが、残念ながらRakuten Hand 5Gとはペアリングができませんでした。
Rakuten Hand 5Gはその他のデバイスともなぜかBluetoothペアリングがうまくいかないことが多いのですが、再起動した直後なら成功する場合が多いです(ペアリング成功後は普通に使える)。
しかしこのミニキーボードについては、再起動直後でもペアリングができませんでした。
Bluetoothマウス
次に試したのはBluetoothマウスです。こちらはRakuten Hand 5Gの再起動でペアリングできました。
電子書籍を開いてカーソルを指でタッチする位置に持っていけば、後はマウスをクリックするだけでちゃんとページがめくれます。
ただマウスですので裏面がどこかに接触するとカーソルが不用意に動いてしまう場合があるため、少し使いにくいです。
ワイヤレストラックボール
PC用に購入したワイヤレストラックボールがありましたので、そちらも試してみました。Bluetoothではなく、専用のUSBドングルとペアで利用するタイプです。
ちなみにPCの方はその後にゲーミングマウスを買ってしまったで書きましたゲーミングマウスを使うようになり、このトラックボールは休眠状態でした。
Galaxy Note9のおまけで付いていましたOTGアダプター(USB-CのスマホにUSB周辺機器を接続するためのアダプター)を介してRakuten Hand 5GにUSBドングルを接続してみたところ、しっかり動作してくれました。
使い方はマウスと同様ですが、トラックボールですのでボールに触れない限りカーソルが勝手に動くことはなく、マウスよりもページめくり用途では使い易かったです。
ただこのトラックボールは片手で持つと手のひらいっぱいを覆うくらいのサイズがありますので、少し重いのと携帯には向かないという弱点がありました。
Fire TV Stickリモコン
どれにも一長一短があり、完全にはしっくりこないなと思いながら最後に白羽の矢を立てたのがFire TV Stickのリモコンでした。
これ、以前にスマホなどとBluetooth接続して使えるとどこかで見た気がするのですよね。そこでネットで探してみたところ、ありました。例えばこちらなど。
Fire TV StickのリモコンをiPhoneやAndroidスマートフォンにペアリングしてみた。
iPhoneとはペアリングしても動かないようですが、Androidなら使えるみたいですね。
早速Rakuten Hand 5Gを再起動してペアリングしてみます。Fire TV Stickリモコンをペアリングモードにするにはホームボタンを10秒長押しします。ペアリングモードに入るとLEDが点滅するのですぐわかります。
スマホのペアリング画面では、Fire TV Stickリモコンはわかりにくいですが「AR」と表示されます。ペアリングモードでこれを選択すると、しっかりペアリングが成立しました。
ただ最初はマウス・トラックパッドのような動きをするのかと思っていましたが、実際はどちらかというとキーボード的な動きでした。
上下左右のリングボタンがキーボードのカーソルキーに相当するようです。したがってリーダーアプリがカーソルキーによるページめくりに対応していないとページがめくれません。
ただほとんどのAndroidのリーダーアプリで音量キーによるページめくりオプションが提供されていますので、最悪これを設定しておけばリモコンの音量ボタンでページがめくれます。
Fire TV Stickリモコンは軽量スリムで余計な動きもしませんので、最終的にこれがページめくりデバイスとしては一番しっくりきました。
それに私はFire TV Stickを自宅と借家の両方に設置していますので、両方のリモコンをペアリングしておけばリモコンを持ち歩く必要がありません(Fire TV Stick本体は現状ほとんど使う機会が無くて休眠中)。
当面はRakuten Hand 5G+Fire TV Stickリモコンの組み合わせで読書に励みたいと思います。