とあるPodcastを聞いていたら、資産の取り崩しについては前半定率、後半定額が良いという話をしていました。
前半定率、後半定額
その理由は、定率取り崩しはやはり資産を長持ちさせる効果が期待できますので、まだ資産残高が多い前半戦は定率取り崩しをお勧めしますと。
一方後半戦になりますと資産もかなり減ってきているはずですので、定率でも定額でもあまり効果は変わらないであろうと。したがったシンプルで管理の簡単な定額取り崩しをお勧めしますということでした。
私自身は資産の取り崩しについてはまだ確固としたイメージは描けていませんが、この提案にはある程度納得感がありました。
自分の場合は定額→定率→定額?
ただ資産の取り崩しについては、年金の受け取り方と合わせて考える必要があります。
私の場合とりあえず今のところは、65歳が来たらまずはiDeCoの年金受け取りを開始する予定です。基礎年金・厚生年金も併せて受給を開始すると公的年金控除の非課税枠を大幅にオーバーしそうですので、そちらはこの段階では繰り下げる見込みです。
iDeCoの年金受け取りは5年から20年まで5年単位で受給期間を決め、それに従って資産を分割して払い戻すと聞いていますので、定額かそれに近い形でしょう。
そして70~75歳くらいになったら基礎年金・厚生年金の受給を開始します。この段階でiDeCoの資産がまだ残っていたら、残りは一時金として受け取る予定です。
この時点から、必要に応じて特定口座・NISAの資産取り崩しを開始します。ここは上記の提案にしたがって、まずは定率取り崩しにしようかと思います。取り崩し時には資産のリバランスも考慮し、割高なクラスから取り崩すことも考えます。
そして年齢が進み、もはやそういう管理が面倒または無理になってきましたら、あとは証券会社おかませの定額取り崩しで良いかな、という感じです。そのころには自分の老い先もかなり見えてきているでしょうし。
というわけで自分の資産取り崩し計画については今のところ、定額(iDeCo)→定率(特定口座・NISA)→定額(特定口座・NISA)になるかなという感じです。