今月もSBI証券で行っていますクレカ積立の資金を回収するため、売却を兼ねた投信のリバランス作業を行いました(資産総額が回収金額分だけ減少した金額になるよう、そして各クラスがポートフォリオの想定比率になるよう売買)。
資産取り崩しの予行演習開始
そして以前にここ2年ほどで無リスク資産の比率が急降下していたで書きましたように、今月からはこのタイミングに合わせて資産取り崩しの予行演習も開始しました。
先月までは国内債券ファンドの処分売りを行っていましたが、それをすべて売り終わりましたので、今回からは私の投資信託ポートフォリオを構成します国内株式・国内REIT・海外株式・海外REIT・海外債券の各クラスを、リバランスを兼ねてバランスよく売っていきます。
取り崩し金額も前の記事で書きましたように、資産の延命効果があると言われます定率取り崩しの効果を実感するため、とりあえず投資信託ポートフォリオ全体の4%を12分割したものを毎月売っていくことにしました。
言葉で書くとややこしいですが、SBI証券のポートフォリオ画面を取り込み、必要取り崩し額を考慮して各クラスのリバランス売買額を計算するExcelシートを作成してありますので、その結果に従ってファンドの売買注文を出すだけです。
今月からはSBI新生銀行のSBIハイパー預金によります自動スィープ機能も使えるようになりましたので、SBIハイパー預金内にある程度の流動性資金をストックしておけば、何も考えずに売買注文が出せてとても楽でした。
株高タイミングで幸先良いスタート
たまたまですが今回は自民党の高市新総裁誕生直後のご祝儀相場で日本株が高騰しており、また米国株もS&P500などは最高値更新を繰り返している中でのリバランス&売却となりましたので、取り崩しとしては幸先の良いスタートとなりました。
まあこの作業は今後も毎月続けていきますので、1か月の結果だけを見て一喜一憂してもしょうがないのですが、やはり最初に株高から入れると気持ちが良いですね。
しかし高市相場は株高と同時に円安も招きそうですので、今後の国内生活面ではインフレの進む厳しい局面が予想されます。
国内のインフレに打ち勝つためには海外投資が1つの武器となりますが、米国株高もいつまで続くかは定かではありませんので、私としては安定を取って国内外への分散投資を続けていくつもりです。