2023年の資産推移を振り返る

今年もいよいよ大晦日となりました。本年最後の更新は、恒例のこの1年間の資産推移を振り返っておきたいと思います。

今年の資産推移

今年で5年目となりましたマネーフォワードの資産残高履歴の記録より、最新の資産推移のグラフを生成すると以下のようになりました。

資産クラス別残高の積み上げグラフですので、一番上のグラフが資産全体の推移を表しています。グラフ中で黄色の部分が今年の分、青色の部分が昨年分です。

昨年は1年を通してほぼ下げ続けた悲惨な年でしたが、今年はその逆で全体的な傾向としてはほぼ右肩上がりの年となりました。去年末からの変動率を計算してみますと、+約11%となっていました。物価も上がりましたし体感としてはそれほど景気が良かった感じはしないのですが、数値的にはこういう結果です。

昨年の年間の下落率が-約13%でしたので、今年でその分を全部取り返したわけでもないのですが、まあその間も生活費を継続的に取り崩していましたし、新車を購入したことなども考えますと悪くない結果だと思います。

資産クラス別の残高推移を確認してみますと、相変わらず持株会の株式は低迷しているものの、国内外に分散投資しています投資信託とiDeCoがかなり伸びていました。やはり素人がほぼほったらかしで運用するなら、インデックスファンドによる国際分散投資は強いですね。

さて来年以降の話ですが、日米金利差の縮小で円高方向の圧力がかかりそうです。しかしだからといって、かつてのような1ドル100円を切るような超円高に戻るとも思えません。

まあドル円レートが10円動くだけでも資産評価額への影響はかなり大きいですが、私の場合は流行りのオルカンやS&P500だけではなくて国内株式クラスなどにもそれなりに投資していますので、どちらに転んでも大怪我はしなさそうです。

その分大儲けもありませんが、60歳を迎えたこれからの資産運用としてはそれくらい保守的でもいいかなと思っています。

世界に目を向けますとウクライナ問題はいまだに終息の気配がなく、中東でもイスラエルとハマスの紛争が勃発。中国の動きもきな臭いということで不安要素は満載ですが、まあいつの世にも何らかの火種はあります。

個人としては前回書きました資産終活と、それに絡めて行う適宜の資産リバランスを来年からも粛々と進めていきます。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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