最近の急激な株高を受けて、手持ちの投資信託をリバランスするタイミングを見計らっていました。
今朝のFOMCの結果発表では2017年利上げ見込み回数の2回から3回への引き上げがあり、ドル高が進行したにもかかわらず株式市場の方は思ったほど動かないようでしたので、本日リバランスに踏み切ることにしました。
年初水準まで戻ってきた日経平均
日経平均の1年のチャートを見ると、1年かけて見事に年初の水準まで戻ってきていますね(チャートは全てSBI証券のページから引用)。
10月20日に日経平均も17,000円超えで投信リバランスで書きました前回リバランス時には日経平均はまだやっと17,000円を超えたところでしたので、この2カ月足らずの年末の追い上げがいかに凄まじかったかがわかります。
一方NYダウの方の1年チャートも、年後半は伸びが停滞していたのがトランプラリーの始まりで11月から一気に爆発していますね。
とはいえ、年末が迫っていることもあってさすがにそろそろ一度調整が入りそうな気もしますし、想定投資比率からの乖離が5%以上というリバランスの条件も成立していますので、このタイミングでのリバランス実施を判断しました。
リバランス内容
今回の具体的なリバラスの売買内容は以下のようになりました。
- 売却
- 日本株式:-約3%
- 海外株式:-約5%
- 購入
- 日本債券:+約11%
海外債券:+約4%
- 日本債券:+約11%
典型的な株式売り・債券買いのパターンです。
前回リバランス時に「欲を言えば今年の末から来年前半くらいにかけて、もう一度同方向のリバランスができるくらい株式が上がっていってくれれば申し分ないのですが」と書きましたが、早くも年末にそのチャンスが巡ってきたことになります。
なおこれで2回連続株式売り・債券買い型のリバランスをしたことになりますが、当然今現在の状況だけを見れば、リバランスをしなかった方が含み益は増えていたはずです。
しかしそれは結果論であり、リバランスは自分の投資のリスクをコントロールするための手段と考えていますので、それでロスした利益については安定性を高めるためのコストとして甘受するつもりです。