少し前から引落しが始まっていたSBI証券の個人型確定拠出年金ですが、ホームページで確認したたところ、初回引落し分の投資信託の買い付けが完了していました。
SBI証券の個人型確定拠出年金の場合、通常のSBI証券のホームページとは別に、以下のような専用ホームページがあります。ここから自分の確定拠出年金に関する様々な情報を参照することができます。
投資できる運用商品の一覧、
現在の資産の残高、
などなど。また、掛金の運用商品への配分比率の指示もここから行うことができます。
配分はこのような画面で割合(%)を使って指定するので、個別の金額などを指定するよりも分かりやすくなっています。
また以下のような画面で、文章を使って運用元にメッセージを送ることができます。これにより、ちょっとしたことなら電話よりも気軽に問い合わせをすることができます。
さて、初回分買い付け終了後の現在の損益状況をホームページで確認してみると、以下のようになっていました。
初回の拠出金はタイミングの問題なのか、なぜか2ヶ月分引き落とされました。それが「手数料控除前拠出金額累計」のところにある134,000円です。これに対して、運用商品の購入額は「購入金額合計」の129,294円です。この差額4,706円が手数料として差し引かれたものと思われます。
手数料が案外多かったのでその内訳を調べてみたところ、以下のようなものが含まれていました。
- 国民年金基金連合会初回手数料:2,700円
- 運営管理機関初回手数料:1,050円
- 国民年金基金連合会月額手数料:100円 x 2
- 事務委託先金融機関月額手数料:63円 x 2
- 運営管理機関月額手数料:315円 x 2
最初の2つは初回手数料なので、次回以降はかからないはずです。また最後の運営管理機関月額手数料315円はSBI証券の場合、管理資産が50万円を超えると無料になります。したがって、長期的には手数料は月額163円とかなり安くなるはずです。
というわけで、最初から手数料分マイナスのスタートとなっていましたが、現状はここのところの株高のおかげでそのマイナス分を取り返し、わずか4円ですが拠出金額よりもプラスになっていました(「総資産残高」の部分)。
まあ投資先が全部値動きの激しい株式の投資信託なので、一ヶ月後にはもうどうなっているかわかりませんが、とりあえず幸先の良いスタートとなりました。