先日、マネーフォワードに登録してみたでご紹介しましたマネーフォワードで家計簿のチェックをしていたところ、「家計分析(携帯)」というメニューでドコモの携帯電話の1月分の料金だけ、「他社接続サービス通信料[FOMA]」という見慣れない料金が発生していることを見つけました。
他社接続サービス通信料とは
特に1月に特別な電話をかけた覚えもなかったので不審に思い、ネットで調べてみたところ、以下のページに行き当たりました。
請求内訳名とサービス内容 | お客様サポート | NTTドコモ
こちらの説明を見ると、他社接続サービス通信料というのは「NTTコミュニケーションズが提供するナビダイヤル(0570-0で始まる番号)、テレドーム(0180で始まる番号)の通信料。」のことのようですね。
ナビダイアルとは、複数の着信先に対して全国統一の電話番号を提供するNTTコミュニケーションズのサービスです。つまりナビダイアルにかけると、あらかじめナビダイアルの契約者が設定したルールに従って、複数の電話番号のいずれかに着信するという処理が内部的に行われます。似た感じのサービスに0120のフリーダイアルがありますが、ナビダイアルの場合は通話料が発信者負担の有料となります(NTTコミュニケーションズ規定の料金になります)。
そういえば1月には、2年前納について国民年金保険料専用ダイヤルに聞いてみたで書きました件でナビダイアルに電話したのでした。
今までナビダイアルなどほとんど利用したことがありませんでしたので認識していませんでしたが、ナビダイアルの通話には無料通話枠が適用されないんですね。無料通話枠にはまだまだ余裕があったのに、もったいない事をしました。
無料通話枠を使用するには
ナビダイアルを提示している窓口では、合わせて固定電話の番号も提示している場合が多いです。
これは、主にIP電話などナビダイアルにかけられない電話があることへの対策と思われます。
携帯電話の場合はナビダイアルにかければつながることもありますが、この固定電話の番号の方にかけることで無料通話枠が使われるはずです。携帯電話の通話料金はどうせ距離にかかわらず固定ですので、無料通話枠がある場合は迷わずこちらにかけましょう。
退職直後などは色々な手続きが必要で、電話で問い合わせすることも多いと思いますが、思わぬところで貴重な手持ち資金を減らさないよう覚えておいて下さい。
もう少し早く知りたかった・・・。
無料通話枠が余っていたので、去年TVの懸賞の電話番号にかけたら、見事にお金を取られていましたw