先日、野村證券で個人向け国債購入で国債を購入したことをお伝えしましたが、残りの流動性資金を預けておくために好金利の1週間定期がある東京スター銀行に口座開設を申し込みました。
しかし、この口座開設手続きには予想以上に手間取りました。今日はそのあたりのお話です。
2種類ある口座開設方法
東京スター銀行の口座開設には、インターネットを使用する方法と郵送を使用する方法の2種類があります。
当然、インターネットを使用したほうが手続きは簡単なのですが、こちらを選ぶと取引明細書が郵送されずオンライン参照のみになる、というデメリットがあります(取引明細書など受け取ってもすぐに捨てる、という人には逆にメリットかもしれませんが)。
自分の場合は、今までにも新生銀行やスルガ銀行ANA支店などの通帳がない銀行を使用しており、定期的に送られてくる取引明細書をチェックすることが習慣になっています。
したがって、この東京スター銀行でもやはり取引明細書は欲しいということで、郵送で口座開設すべく申込書類を取り寄せました。
条件が厳しい本人確認書類
申込書自体は書類要求時に入力した情報が既に印刷されており、署名と捺印およびいくつかの追加情報を記入するくらいで簡単に作成できます。
ただ問題は、本人確認書類を2種類要求されることです。これらは以下のものの中から選ぶ必要があります。
- 運転免許証のコピー
- 住民票の写し
- 住基カード(写真付き)のコピー
- 印鑑登録証明書原本
- 在留カードまたは特別永住者証明書のコピー
- 住所の記載がある公共料金領収書・請求書原本
運転免許証のコピーは定番ですが、問題はもう一つの方です。住民票や印鑑登録証明を取得するには料金がかかりますし、住基カードは今年の確定申告でe-Taxを利用するために作成しましたが、写真無しを選択してしまいました。
他で可能性があるのは公共料金関係ですが、毎月投函される四国電力の請求書には住所の記載がありませんでした。水道代は家賃に含まれていますし、電話は退職時に解約しました。携帯電話はオンライン明細にしています。
かろうじて最後に残ったプロパンガスの料金請求がハガキで来ていましたので、これでなんとか2通目を確保しました(原本を持っていかれるのがやや難点ですが)。
携帯電話だけの登録の場合は更にもう一通
やっと必要書類がそろったと思って最終確認をしていたところ、以下の注意書きに気が付きました。
ご登録のお電話番号が携帯電話番号のみの場合は、本人確認書類が3種類必要となります。
上で書きましたように電話は解約していますので、当然携帯電話番号のみの登録です。というわけで、泣く泣く市役所に行って自腹で住民票の写しを取ってきました。
それにしても、インターネットからの申し込みの場合には、キャッシュカード等を受け取る時に運転免許証などによる本人確認は必要なようですが、ここまで厳密な本人確認書類の提出は要求されないようです。
取引明細書を郵送したくないために郵送での手続きはわざと複雑にしているんじゃなかろうか、と少し邪推してしまう一日でした。