以前から金利の劣化が気になっていました住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金ですが、一応連携しているSBI証券が私のメインの証券会社だったこともあり、今までは利用を継続してきました。
下がり続ける金利
しかしとうとう金利が0.01%にまで下がってしまったのを目にして、利用を止める決断をしました。
住信SBIネット銀行のページを見ると金利改訂の履歴が載っていましたが、それにしても去年から今年にかけての坂道の転がり落ちっぷりは凄まじいですね。
メリットの少なかったSBIハイブリッド預金
それでも今はどの銀行も低金利ですので、利便性など他のメリットが有れば使い続けるという道もありました。
しかし冷静に考えてみると、SBIハイブリッド預金には金利以外にほとんどメリットが無いのです。
といいますか、毎月預金の出入りも含めて家計簿に付けている私にとっては、自動的にSBI証券と振替が行われるこの預金はむしろデメリットがありました。それは、SBI証券で入金と出金が同じ日にあると、それが相殺されて取引明細に載ってしまうという点です。
たとえばSBI証券で同じ日に1,000円の入金と10万円の出金があると、SBIハイブリッド預金の明細上は99,000円をSBI証券に移動したという情報しか残りません。この点が資金の流れを分かりにくくしていました。
SBIハイブリッド預金の休止手続き
SBIハイブリッド預金の休止方法は、住信SBIネット銀行側の「口座情報」→「お客様情報照会・変更」にありました。この画面中の「SBI証券提携サービス」の箇所で休止手続きができます。
15:00までに手続きすると、翌営業日の17:00を目処に休止手続きが完了するとのこと。
SBIハイブリッド預金の資金は自動的にSBI証券の口座に移行されますので、住信SBIネット銀行側に資金を残しておきたい場合は、休止手続きをする前に振り替えておく必要があります。
私の場合は投資信託のリバランス時などに一時的に必要になる最低限の資金のみをSBI証券口座に移管し、残りはとりあえず普通金利0.1%を保っている楽天銀行にでも移しておこうかと思います。
SBIハイブリッド預金を休止してもランクは変わらず
ちなみにSBIハイブリッド預金を休止するとランクが下がって住信SBIネット銀行の無料振込枠が減ってしまうのではないか、という点が少し気掛かりでした。
しかし調べてみると、SBIハイブリッド預金については他に外貨預金、仕組預金、カードローン、目的・不動産担保ローン、給与・賞与・年金の入金、純金積立、VISAデビットカードのいずれか1つの利用が無ければランクアップの対象になりません。
今のところ住信SBIネット銀行でこれらを利用する予定はありませんので、心置きなく休止しました。
うわあ、、、とうとう0.1まで下がってましたか。。。
これなら楽天証券のマネーブリッジがいいですね。
新生銀行の2週間満期ももう少しマシですが、あちらは流動性がね。。