夏場の冷蔵庫の消費電力は冬場の約3倍

先日猛暑でエアコンの電気代急上昇で、コンプレッサーがほぼ動きっぱなしの冷蔵庫の消費電力と耐久性の方が気になってきたというお話をしましたが、とりあえず夏場の冷蔵庫の消費電力などを測ってみました。

夏場の冷蔵庫の消費電力

以前に家中の電化製品の電気代を測ってみたで書きました冬場の冷蔵庫の消費電力は

  • 冷蔵庫(冬場):35W
    24時間稼働の想定で630円/月

でした。これに対して今回は買った夏場の諸費電力は、

  • 冷蔵庫(夏場):90W
    24時間稼働の想定で1620円/月

となり、冬場に比べて3倍近い電力を消費していることがわかりました。

コンプレッサー動作時の消費電力はいずれも100〜110W程度でしたが、今回は測定時間約49時間中、実に約42時間で実際に電力が消費されており、稼働率が約85%と24時間フル稼働に近い状態であったことが伺えます。

まあ回りが蒸し風呂のような室内で、放熱部の温度を更にそれより上げて替りに庫内の温度を低く保っているわけで、かなり無理のある運用状態であることは確かのようです。

先日測りました猛暑日のエアコンの消費電力が

  • エアコン(冷房:28℃設定、外は猛暑日):238W
    17時間/日使用の想定で3030円/月

だったことを考えると、稼働時間が長いとはいえエアコンの半分近くもかかる冷蔵庫の消費電力というのはバカにできません。

冷蔵庫なしの生活は可能か

セミリタイア界隈のブログなどを見ていると、冷蔵庫無しで生活をしている方をちらほらお見受けします。

クーラーボックスを使用したり、日持ちのする食材を選んだり、日々きっちり食べ物を消費していくなど、様々なスタイルがあるようです。

自分にもこれが可能かと少し想像してみましたが、月々1620円を浮かせるためにそういう生活に踏み出すことは自分には出来そうにありませんでした。

クーラーボックス+氷や冷凍食品で保冷する方法は消費量が限られる一人暮らしでは難しそうですし、日々買ってきたものを食べきる方式は食材の種類などをよほど思い切らない限り、節約できる電気代以上に消費が増えてしまいそうな気がします。

そしてなにより、夏場に冷たい飲み物や果物、アイスなどが家で自由に食べられない生活は味気無さそうです。

普段大したものを食べているわけではありませんが、食べることが日々の楽しみの一部になっていることも確かですので、自分には冷蔵庫は手放せそうにありません。

というわけで、既に10年選手を超えているうちの冷蔵庫ですが、もうしばらく頑張ってもらうことになりそうです。これが寿命を迎えて最近の機種に買い換えれば、電気代が半分近くに下がりそうですけどね。

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