以前から個人向け国債の購入の話などを書いていますが、これは安定運用目的の資金についても、少しでも効率の良い預け先に再配置していこうという意図の一環です。
そのためにあちこちに分散している定期預金についても、金利が下がったものは解約して預け替えるなどの処理を逐次行っています。
ジャパンネット銀行 円定期預金×投資信託キャンペーン
その1つとして、9月頭に満期になったスルガ銀行ANA支店の定期預金200万円を解約しました。これは1年前にキャンペーン金利の0.4%で預けたものですが、継続後は0.22%と平凡な金利に下がってしまうためです。
ただ、替わりのあまり良い定期預金も見つからないので、これも個人向け国債の購入に当てようかと考え始めていましたが、ブログを観ていて以下のキャンペーンの情報を見つけました。
ジャパンネット銀行で円定期預金を100万円以上預け入れ、投資信託を100万円以上購入して、双方を約3ヶ月以上保持すれば現金2万円がもらえるというキャンペーンのようです。
資金が200万円以上必要とあまり気軽に参加できるキャンペーンではありませんが、自分の場合は上記の定期解約金があるのでちょうどよいです。定期預金や投資信託の運用益を無視しても、200万円の約3ヶ月の運用で2万円のリターンがあるのはかなりの利率に相当します。
具体的な条件は円定期預金・投資信託の各々について以下を満たすことです。
- 円定期預金
- 対象期間:2014年9月4日(木)~12月4日(木) 預入分
- 対象預金:預入期間3ヶ月以上
- 金額:新規預け入れ100万円以上(複数預け入れで合計金額が100万円以上でも可)
- 条件:3ヶ月間預け入れること
- 投資信託
- 対象期間;2014年9月4日(木)14時~12月4日(木曜日)14時 注文受付分
- 対象ファンド:全ファンド
- 金額:購入合計金額100万円以上(複数ファンドを購入し、合計金額が100万円以上でも可)
- 条件:2015年3月4日まで保有すること
条件が少しややこしいですが、これで2万円もらえるならやる価値はありそうです。
効率よく利用するには
この手の定期預金と投資信託の抱き合わせキャンペーンでは、対象の投資信託が買う気の起きない高手数料やハイリスクのファンドばかりであることが多いです。しかし、このキャンペーンでは取り扱っている全ファンドが対象ですので、リスクをなるべく取りたくないならSMT 国内債券インデックス・オープンなどノーロードの国内債券インデックスファンドを選んでおけば問題ないでしょう。
またジャパンネット銀行の定期預金は概して低金利なので、資金を極力遊ばせないためには定期は3ヶ月物にし、投資信託と合わせて12月頭に預入・購入して3月で終了とすれば一番効率良くなりそうです。
そう考えると期間が少し開きますので、それまでは先日口座開設した東京スター銀行の1週間定期(現状年利0.2%)にでも預けておこうかと思いました。しかし、東京スター銀行は無料で出金する手段がATMから引き出すしかなさそうなので、200万円引き出すことを考えると少し躊躇してしまいます。
ここは住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金(年利0.1%)あたりでお茶を濁しておきましょうか。
なおジャパンネット銀行で投資信託を購入するためには、既に銀行口座を開設している人でも郵送での証券口座開設手続きが必要です。期間はまだ十分ありますが、キャンペーンへの参加を考える方は早めに手続きされることをお勧めします。