森薫「シャーリー」の続編購入

世間で噂になっているカドカワ全作品半額のニコニコカドカワ祭り(10月7日まで)ですが、BookLive!がアレもコレも!全作品20%OFFクーポン!(10月8日まで)を追加投入したことにより、Kindleカドカワ祭りなども巻き込みつつ60%OFF祭りに進化していますね。

シャーリー 第2巻購入

自分もこの流れに乗り、先日久しぶりにコミック購入:森薫「シャーリー」で書きました「シャーリー」の第2巻を購入してみました。

私は前回に引き続き、BookLive!で購入しました。今回は半額セールで最初から231円になっているところに前回と同じドンドンおトク♪秋の3か月連続クーポンを適用し、25%引きで173円となりました(9月から連続購入していれば、上記のアレもコレも!全作品20%OFFクーポン!より割引率が高いので、こちらを使用)。

更に、前回の購入で付いた2ポイントを使い、リンクシェアの自己アフィリエイトで16円が戻ってきますので、実質155円で購入できたことになります。

それにしても、前回は180ポイントもポイントを使ったのに今回のほうが支払金額が安いというのは、本当に電子書籍の値段は水物ですね。

第2巻は全編シャーリー

第1巻はシャーリー5話+他のメイド物2話という構成でやや物足りなさもありましたが、この第2巻のほうは全8話 全てがシャーリーです。

第1巻から10年ぶりの刊行ということですが、自分は先日第1巻を読んだばかりでしたのですんなり読むことができました(その分、10年以上待ったファンの感動というものは味わえませんでしたが)。

お話の方は、相変らず28歳の女主人ベネットと13歳のメイド シャーリーの日常が淡々と綴られていきます。

ベネットは一応貴族の家系のようですが、一人でカフェを切り盛りして生計を立てていますし、住んでいる家も内装や備品がいい具合にくたびれていて、華美な印象はありません。そこをシャーリーが甲斐甲斐しく手入れしている様子は、読んでいてほのぼのとしてきます。

ただ、シャーリーが主人の結婚話(後に誤解と判明)を耳にして、暇を出されたら住むところが無くなってしまうと心配するシーンなどを見ていると、20世紀初頭という時代の厳しさも伝わってきます。

しかしよく考えてみると、現代の日本でもネットカフェ難民やホームレスになる人は後を絶ちません。

自分にしても、将来 資産の大暴落やハイパーインフレ、年金の大幅改悪、あるいは何らかの詐欺などに引っかかれば、住むところに窮する可能性も無いとはいいきれません。

時代が100年進んで一見豊かな社会になったように見えていても、実質的な豊かさというのは案外育っていないのかもしれませんね。

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