投資信託をリバランス

先週末の日銀の追加緩和の決定に端を発する株式と外貨の高騰の後、今週はどうなるのかと動きを見守っていましたが、大きく戻すでもなく、かといってそのまま続伸するわけでもなく、比較的落ち着いた動きを見せていますね。

そして今日、やっとSBI証券の投資信託のポートフォリオページに高騰後の評価額が反映され、評価損益の状況を確認することができるようになりました。

リバランスの実施

自分の場合、SBI証券の投資信託では

  • 日本株式:2
  • 日本債券:1
  • 海外株式:2
  • 海外債券:2
  • 海外REIT:1

という比率で分散投資を行っています。

今回の高騰後の各資産の評価額の比率をチェックしてみたところ、リバランスの目安としている5%を越えるズレが発生していることがわかりました。

上記のように今週は株式の値動きも比較的安定しているようですので、このタイミングでリバランスを行うことにしました。

Excelで資産比率がほぼ想定通りに戻るように売買額を計算してみたところ、今回のリバランスの内容は以下のようになりました。

  • 売却
    • 日本株式:約3%
    • 海外REIT:約6%
  • 買増し
    • 日本債券:約9%
    • 海外債券:約2%

先週の高騰を受けて日本株が一番突出しているかと思ったらさにあらず、一番上方にずれていたのは海外REITでした。外貨高がかなり影響しているのでしょうか。

一方、海外の株式も上がっているかと思ったら、こちらはリバランスの対象にするほどの値動きではありませんでしたので、対象外としました。

結局、日本株と海外REITを売って、日本と海外の債券を買うという形になりました。

金利がほぼ限界まで下がっている現状において、将来的に金利上昇による値下がりリスクがある債券を買うというのは色々議論があるところです。

しかし、個別の資産の将来を予測しても細かいことはわかりませんので、ここはポートフォリオ全体を1つのものと捉え、それを維持することに専念しました。

年初からの評価損益の上昇

これに合わせて、今年年初と今の評価損益の状況を見比べてみたところ、自分の1年間の生活費に近いくらい増加していることがわかりました。

この状況がずっと続けば資産を減らさずに食っていけるのですが、この構成のポートフォリオでそこまでの安定性を求めるのは無理がありますね。

大きく上がることもあれば、いずれ大暴落に巻き込まれることもあるはずです。目先の動きに一喜一憂せず、地道にリバランスなどの運用・メンテに励んで行きます。

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