1月7日に0SIM by So-netが正式サービス化される?で正式サービス化の噂をお伝えしました雑誌デジモノステーション付録の0 SIMですが、とうとうSo-netで正式サービスが開始されました。
料金は雑誌付録と同じ。ただしSMS・音声付きも有り
So-netのサイトを見にいってみると、既に専用ページが出来上がっていました。
データ通信専用プランの料金はデジモノステーション付録のものと全く同じですね。公式ページの以下のグラフがわかりやすいです。
ただし今回は更にSMS付きのプランと音声通話付きのプランも用意されていて、SMS付きが+150円、音声通話付きが+700円で利用できるようになっています。
料金的にはおおむねデータ通信量が1GBを超えた当たりで他のMVNOサービスの方が安くなってきますので、毎月の使用量が1GB以下で推移しているような人に向いていると言えるでしょう。
もちろん毎月の使用量が500MB未満に収まる人は0円で運用できますので最強ですね。
また、ほとんど使用しないサブのスマホをとりあえず通信できる状態で維持したい、というような用途にも良いでしょう。ただし3ヶ月使用しないと自動解約になってしまいますので、その点だけはご注意を。
なお、噂の格安SIMだけに登録事務手数料についても何か価格破壊を仕掛けてくるかと思いましたが、そちらは3,000円と至って普通でした。せめてその辺りで稼いでおかないと、サービスの維持が難しいということでしょうか。
今後の通信品質に注目
いよいよ正式サービス開始ということで、気になるのはこれからの通信品質です。
上でも書きましたように、この0 SIMがお得になるのはおおむね1ヶ月の使用量が1GB以下のライトユーザーですので、正式サービスが始まってもそれほどひどいことにはならないような気もします。
しかし維持費が安いだけに、万一使用人数が爆発的に増えるような状況になった場合にはどうなるかわからないですね。
ただ、もしこの分野でSo-netが一人勝ちするような状況になった場合には他のMVNO業者も競合製品を出してくるでしょうから、長期的には負荷は分散していくのではないかと思います。
ユーザーページとiOSの使用量のズレはそのまま
なお、0SIM by So-netの通信量に不可思議な点がで書きましたユーザーページとiOSの使用量のズレの件ですが、今朝改めて確認してみると、
- ユーザーページの使用量:51MB
- iOSモバイルデータ通信画面の使用量:46.5MB
となっていました。
相変わらずSo-netのユーザーページの使用量の方が10%ほど多く出ています。この点は正式サービスになっても変わらないようですね。
またこのズレの現象はiOSだけではなくAndroidの端末でも起こっているというコメントも頂きました。
従って500MB未満の0円使用を目指して端末で使用量をチェックしたりアプリで使用量を制限したりしている方は、限界値を1割ほど割り引いて考えておいたほうが無難と言えるでしょう。
これでサービスの早期終了の危機は無くなったと思って良いのでしょうかね。
今月1ヶ月使ってみた所自分は500MBで収まるかどうかは微妙でした。
So-netで2枚目を・・って言うのはバレた時に後悔しそうなので、他社での類似サービスを大人しく待つ事にします。
ただ、共倒れの可能性があるからちょっと期待薄でしょうかね・・。