とうとう年利0.15%がキャンペーンになる時代かなどで書いていましたあおぞら銀行の「あおぞらマイル付定期預金」が今週満期を迎えました。
先の記事で書きましたように次は個人向け国債のキャンペーンを狙おうとしていますが、そのための資金移動がなかなか一筋縄ではいきませんでした。
入金できる証券会社無し
以前から書いていますように、私が銀行からの資金移動で一番良く使う手は、一旦証券会社に入金して、そこから無料振込枠のある新生銀行や住信SBI銀行、楽天銀行などに出金することです。
私はかなり多くの証券会社に口座を持っていますので、たいがいの銀行なら1社くらいは入金できる証券会社が見つかります。しかし残念ながら あおぞら銀行については、入金できる証券会社が1つも見つかりませんでした。
無料で振込できる提携銀行も無し
その他に、銀行間で無料振込できる提携を行っている場合もあります。たとえば じぶん銀行ならば、三菱東京UFJ銀行に無料で振込できます。一旦メガバンクに移動できてしまえば、あとはどこの証券会社にでも入金し放題です。
ところが あおぞら銀行については、そういう提携銀行も存在していないようです。
最後の望みのFX会社も入金不可
そして最後の手段として考えていましたのが、実に全国の約380行もの金融機関からの入金に対応していますSBI FXトレードです。その対応金融機関の多さは証券会社の比ではありません。
こちらに入金できれば、証券会社経由の場合と同じように自分の都合の良い金融機関に出金して資金を移動することができます。
ところが あおぞら銀行については、このSBI FXトレードでさえ入金に対応していませんでした。
万策尽きたので有料の振込を使おうとしたが、そこにも罠が
以上で自分が思いつく無料で資金移動する手段の万策は尽きました。
あとは無料で出金できるATMを探して手動で移動するか、有料の振込を使うしか手がありません。
一瞬ATMを使おうかとも思いましたが、1日の入出金額の制限などで1回では済まない恐れもありそうです。
幸い あおぞら銀行のインターネットバンキングは振込手数料が1回154円とかなり安く設定されていますので、もうこれでやってしまおうと思いました。
ところがいざインターネットで手続きしてみると、設定した覚えのない取引確認用パスワードを入れろという指示が出てきます。
コールセンターに問い合わせてみたところ、今年の5月からセキュリティ強化のために新たに追加されたものとのことでした。
初期値は銀行から送られてきている乱数表の特定部分になっているようですが、今手元に無いので結局資金は移動できずじまいとなりました。
まあ1週間やそこら処理が遅れたからといって大勢に影響はないのですが、たまたま急遽決まった1週間ほどの帰省の間に3年物の定期預金の満期が来て、さらにこんなトラブルにぶつかってしまうところに、何となく自分の巡り合わせの悪さを感じてしまう1日でした。