セミリタイア界隈のブログなどを見ていると、最近でも雇用保険の給付を受けるために定期的にハローワークに通っている、という人を時々見かけます。
しかし私の経験からすると、求職活動実績を作るだけならもっと簡単に済ませる方法もあります。その辺りの情報をお伝えするために、久しぶりに雇用保険について書いてみます。
それなりに手間がかかる求職活動実績作り
雇用保険をもらうための求職活動として一番メジャーなイメージとなっているのは、ハローワークに行って端末で求人情報を検索することだと思います。
ただしハローワークによっては検索するだけでは求職活動とみなされず、それを元に就職相談をして初めて求職活動と認められる場合もあるようです。
また自分独自でやる求職活動として、履歴書を作成して直接求人募集している会社に応募するという方法もあります。
しかしこれらの方法はいずれにしても、ハローワークに出向く、履歴書を作成するなど、それなりに手間と時間がかかる作業を伴います。しかも雇用保険の給付を受け続ける限りは、28日間に2回それらの作業をやり続けなければなりません。
ハローワークに行かず、履歴書も書かないで求職活動実績を作る
ところが実はもっと簡単に、家から一歩も出ずに求職活動実績を作る方法もあります。
それはネットの転職サイトを利用することです。メジャーなところだけでもリクナビ、DODA、マイナビなど色々ありますが、どれを選んでも特に問題はありません。
いずれを選んでもユーザー登録すると、最初に履歴・職歴情報と自分のアピールポイント、希望する求人内容などの登録を求められます。
ここは少し手間ですが頑張って登録するしかありません。一旦登録が済んでしまえば、電子情報の強みであとは何回でも再利用できます。
実際の求職活動実績作りとしては、転職サイト上で良さそうな求人情報を検索し、オンラインでそこに応募手続きするだけです。事前に登録している情報が先方に送られますので、個別に何かを書き込む必要はほとんどありません(会社によっては独自の情報や課題の提出を求められる場合もありますが)。
ハローワークに提出する失業認定申告書には、ネットで応募した会社の名前、職種、応募日、電話番号などを書きます。電話番号は求人情報に出ていなければ、その会社のホームページを検索して代表番号を書いておいてもOKです。
また応募したという実績さえあれば、結果が出る前や不採用の返事が返ってきた後でも問題ありません。
一応それらの情報を元にハローワークが求職活動の実績があるか確認する場合があるということになっていますが、実際にやっているのかどうかは定かではありません。まあネット上からとはいえ求人に応募しているのは事実ですので、確認されても問題は無いはずですが。
実際、私の場合も給付期間の後半はほとんどこれで乗り切りましたが、その活動内容についてハローワークから何か言われたことは一度もありませんでした。
本気で職を探しているなら手や足を動かすことも必要かも
ただし、この情報はあくまでも求職活動実績を「手軽に作るだけ」ならば、というお話です。
特に私のように年齢がアラフィフなど再就職するには厳しい条件がある場合には、お手軽なネット応募には滅多に良い返事は返ってきません。
本気で再就職先を探している場合は、自分の手や足を動かして本気度や誠意を見せることも時には有効かもしれません。そこは状況によって使い分けてください。
僕はたまにはハローワークに行くのも気分転換になっていいかなと思い、あえていってました。
職業訓練校登録以降は行く必要がなくなりましたが。
リクナビなんかの登録は何年も前にしていて、前職は実際それで見つけたんですよね。
もし次ハロワに行く機会があったらネット応募で済ませようかなと思います。