最近たびたび書いていますように現在味噌汁ブームにはまっていますが、それに伴い具の野菜などを切る機会も多くなってきました。
すると今使っている包丁にだんだん不満が高まってきましたので、ここらで新しいものに買い換えることにしました。
ニュー包丁を物色
今まで使っていました包丁は元々アウトドア用の折りたたみタイプで、長年使っているうちに刃の付け根がグラグラするようになり、以前から少し危険を感じていました。
またアウトドア用の安物ですので、切れ味の方も推して知るべしです。ピーマンなどの柔らかい野菜でも、切るというよりはブツンブツンと押し切っているような感じでした。
これでは使用頻度が上がるとストレスが溜まるばかりですので、Amazonで包丁を物色してみることにしました。と言ってもいきなり高級品を買っても使いこなせませんので、せいぜい2〜3千円までの手頃なところを探します。
そして最初に目をつけましたのがこちら。
Amazonの三徳包丁カテゴリーでベストセラー1位になっている商品です。お値段も1,145円と非常にお手頃となっています。
しかしこれには新しいモデルが出ているということで、そちらを見てみるとこちらでした。
値段は1,736円と約5割も高くなってしまいますが、デザイン的にはこちらの方がスッキリしていて何となく好みです。
レビューについては、どちらもお値段の割には良いと好評なものが多く、甲乙つけがたい状況でした。
いずれも包丁としては安い部類の製品ですが、買えば少なくとも1〜2年は使うでしょうから、数百円の差なら気に入った方を買っておこうかということで、ネオヴェルダンを注文することにしました。
実物到着
そして届きましたのがこちら。柄までオール金属製の美しいフォルムです。
お手頃価格の普及品とは言え、裏面には手入れ方法や研ぎ方まで丁寧に説明されており、好感が持てます。
特に最後の、「切れ味を調べるには、親指の爪を少し下に向け包丁の刃を当ててみる」というのが目から鱗でした。
実際に新しい包丁で試してみると、確かに滑らないで爪の上で刃がカチッと止まります(もちろん軽く当てるだけですよ)。一方今まで使っていましたアウトドア包丁の方は、ほとんど引っかからずにスカッと滑ってしまい、刃の質の違いが一目瞭然でした。
ちなみに新旧包丁を並べてみるとこんな感じです。
刃の大きさはさほど変わらないと思っていましたが、ネオヴェルダンの方がかなり大きかったですね(こちらの方が普通の大きさなのでしょうが)。
切れ味は抜群
早速料理に使ってみましたが、やはり切れ味が全然違いますね。
大根やピーマンなどの柔らかい野菜は、ほぼ何の抵抗もなくスコンと切れます。今までの包丁で力を込めて切っていたのは何だったんだ、という感じです。
さすがに かぼちゃ や にんじん などの固めの野菜になると力を込めずにスコンとはいきませんが、それでも刃が薄めで柄も握りやすく安定していますので、今までに比べると全然切りやすいです。
柄が金属製ですので滑りやすいかと少し危惧していましたが、つや消しのような加工がしてあって滑らず、その心配はいりませんでした(冬場に握ると最初に少し冷たいのはやむを得ません)。
またオール金属製の割には約120gと軽く、柄と刃の継ぎ目が無いので洗い易いのもマルです。
あとは刃が錆びるというレビューが少しだけありましたので、その辺りの使い勝手がどうかは今後の様子見ですね。
いずれにしても買った以上はガジガシ活用し、味噌汁道を邁進していきたいと思います。
一体型の包丁いいですよね。
柄のぶぶんと金属の隙間がないわけですから衛生的ともいわれています。
この隙間で雑菌が繁殖しやすいからです。