このブログを運用していますWordPressでは、以前にWordPressのバックアッププラグインをUpdraftPlus Backup/Restoreに変更で書きましたようにバックアップにUpdraftPlus Backup/Restoreというプラグインを利用しています。
バックアップデータがDropBoxの容量を圧迫
しかしバックアップしたデータを同じWordPressのサーバー上に置いておくだけでは、万一サーバー障害でディスクの内容が吹っ飛んでしまった時に復旧ができません。
このためUpdraftPlus Backup/Restoreでバックアップデータをサーバー外部のオンラインストレージDropBoxにも格納するように設定しています。
ただ、DropBoxは私が通常使っていますメインのオンラインストレージでもあります。
DropBoxの容量は色々特典を利用したりして3.5GBまで拡張してありますが(通常、無償版は2GB)、現状WordPressのバックアップが最低限の2世代分でも1.3GBほど食うようになっていますので、ちょっと容量的に窮屈になってきました。
またバックアップデータがここに一緒に入っていますと、自宅外でPCをテザリング運用しているときなどにギガバイト単位のデータが不用意に同期されて回線の残容量を食いつぶしてしまう恐れもあり、運用に気を使います。
バックアップ専用DropBoxアカウントを作成
そこで少し考えてみたのですが、バックアップデータはきっちり保存されていることのみが重要であり、普段アクセスすることはまずありません。
したがって、通常使っているDropBoxのストレージ内に共存させる必要は無いことに気が付きました。
そこでWordPressバックアップ専用のDropBoxアカウントを別に作成することにしました。DropBoxのアカウントは新規のメールアドレスさえあればすぐに作れます。
この場合、上でも書きましたように無償で使える容量は2GBですが、バックアップ専用で2世代分を保存するだけなら当面これで十分です。
バックアップが2世代だけではちょっと心許ないと思われるかもしれませんが、実はDropBoxに格納したファイルは履歴管理されていて、1ヶ月以内に削除したファイルは必要があれば復元することができますので、それほど問題はありません。
なおこのバックアップ専用アカウントについてはPCとの同期は行わず、ファイルのメンテナンスはDropBoxのWeb画面にログインして行います。
というわけで、バックアップデータをバックアップ専用アカウントに分離することでメインのDropBoxアカウントに容量的な余裕が生まれ、更にテザリング運用時に気を使う必要も無くなって一石二鳥となりました。
思いついてしまえば何でもないことなのですが、泥縄式に運用方法を決めていると案外こういうところに気が付かなかったりするんですよね。