先週は新型コロナウィルスの脅威がとうとう世界中で顕在化し、稀に見る大暴落の週になりましたね。
私の資産もリスク資産のかなりの部分を国内外の株式などに投資していますので、今までにない損害状況となっています。
新型コロナショックによる損害状況
以下がマネーフォワードの各資産残高の推移をExcelに記録し、積み上げグラフ化したものの最新版です(マネーフォワードの突然の改悪で無料版では1年以上前のグラフは見えなくなりましたので、2018年11月以降のみですが)。
グラフの中では2018年末から2019年頭にかけての下落が今まででは一番の急落箇所で、下落率は総資産の10%近くに及びました。
しかし今回の暴落では、すでに下落幅がこの時を上回っています。しかも今週NYダウは一旦反発したものの日経平均などはいまだ下落傾向が続いており、ここから回復に向かう保証もありません。
そう考えると、今回の下落は2013年にリタイアして以降初めて体験する本格的な経済ショックとなるかもしれません。
ただ幸いなことに資産が2019年中にかなり上昇しましたので、今回の暴落をくらった後でも資産残高的にはまだ昨年2019年の11月頃の水準に戻っただけとも言えます。これをみるとまだまだ慌てる水準でもなさそうです。
また下落率から見ても、リーマンショック級の暴落ではリスク資産の棄損率が50%に達することはあり得るということですので、うちのポートフォリオで考えても総資産が70%くらいに減ることはありそうです。今のところの総資産の下落率は10%そこそこですので、この点でみてもまだ本格的な暴落とは言えませんね。
新型コロナショックの真価を量るのはこれから
ただ懸念点は今回の新型コロナショックが世界経済で顕在化してからまだ1週間とちょっとしか経っていないことです。
この短期間でこれだけの下落幅は今までにない現象です。ここから反発に向かえば今までにもあった局所的なショックの1つということで済みますが、これが引き金になって世界的な景気後退に陥れば先はまだまだ見えません。
リーマンショック級の暴落は多少の上げ下げを繰り返しながら数年続くこともあり得るということですので、この新型コロナショックの本当の脅威度合を見極めるにはもう少し時間がかかりそうです。
ただまあ私の場合は上げ下げを予測して機動的な売り買いをすることは最初から諦めていますので、いずれにしてもやることは相場の動きに追従して定期的に投資信託などのリバランスを行うのみですが。
結構大騒ぎされてますけど、まだまだ10%台程度の下落なんですよね。
昨日はもう結構戻しちゃったし。
大幅下落を待っている身としては買い出動もまだまだできてないです。
見せてもらおうか、新型コロナの性能とやらを、という段階ですね。