先月、オリックス銀行 eダイレクト預金の金利を引き下げでオリックス銀行の定期預金金利の引き下げをお伝えしたばかりですが、またしてもオリックス銀行からメールが来ました。
2度目の引き下げは2週間定期預金のみ
メールの内容は予想通り、再度の金利引き下げです。引き下げ内容は以下の通り(1,000万円以上の大口定期は省略)。
<eダイレクト2週間定期預金金利(50万円以上)>
2週間 0.10%(3月1日付け金利対比-0.05%)<eダイレクト定期預金金利>
■スーパー定期(100万円以上300万円未満)
6カ月 0.15% (変わらず)
1年 0.20% (変わらず)
2年 0.20% (変わらず)
3年 0.20% (変わらず)
5年 0.20% (変わらず)■スーパー定期300(300万円以上1,000万円未満)
6カ月 0.15% (変わらず)
1年 0.20% (変わらず)
2年 0.20% (変わらず)
3年 0.20% (変わらず)
5年 0.20% (変わらず)
つまり今回の金利引き下げは2週間定期預金のみということですね。とはいえ、私がオリックス銀行で使用しているのはこの2週間定期のみですので、ショックは大きいです。
金利はとうとう楽天銀行のマネーブリッジ優待の普通預金金利0.1%と並んでしまいました。これでは定期預金としての存在価値はほぼゼロですね。
当面は流動性資金の置き場として使用を継続
とはいうものの、最近銀行が軒並み預金金利を引き下げている中、拘束期間が1ヶ月以下の短期預金で金利0.1%以上を確保しているのはこれら2つくらいしか見当たりません。
利便性を考えると楽天銀行の普通預金にすべて置いておくのが一番楽ですが、楽天銀行は時々普通預金残高増加のキャンペーンをやります(参考:楽天銀行 普通預金残高キャンペーン)。
楽天銀行に流動性資金をすべて突っ込んでいるとこれに乗っかることができなくなりますので、当面はこのオリックス銀行の2週間定期預金も流動性資金の置き場として活用を続けようと思います。
もっとも万一ここから更に金利が下がるようなことがありますと、さすがに見切ることも考えざるを得ませんが。
これからは利便性で銀行を選ぶ時代か
いずれにしても、今の日銀のマイナス金利導入に端を発した低金利が続いている限りは、金利に着目した銀行選びはほぼ意味がなくなってきましたね。
これからは金利以外の利便性に注目して銀行を選ぶ時代なのかもしれません。
しかも良くなるにしろ悪くなるにしろ変化のスピードが速くなっていますので、損をしないためにはユーザー側にも情報収集力とそれに対応するスピード感が求められそうです。
もう0.02から0.1あたりでゴチャゴチャやっていても労力のぶんだけ無駄になってきましたねw
そりゃアラブの王様みたいに何千億円とか資金があればそれでも違うんだろうけど。
逆に言えば勇気をもってリスク資産にどんどん入れていってもいいのかなあって思ってます。
そうそう、ツイッターのフォローありがとうございました、僕もフォローさせていただきました。