青色申告承認申請書を提出してきました

少し前から今年分から青色申告することを検討中などで、青色申告することを検討していると書いてきました。

そして無料クーポンでMFクラウド確定申告 有償版を試すで書きましたように、青色申告をするために必要となる複式簿記をMFクラウド確定申告で試行した結果、なんとか記帳できる目処が立ちましたので、本日税務署に青色申告承認申請書を提出してきました。

必要な書類は2つ

青色申告承認申請書

青色申告をすることを承認してもらうために税務署に提出する書類です。

用紙は税務署でもらえるようですが、以下の国税庁のホームページでPDFを取得して自分で印刷することもできます。書類としては1ページだけの簡単なフォーマットです。

[手続名]所得税の青色申告承認申請手続|申告所得税関係|国税庁

書き方はネットを検索するとたくさん出てきますのでここでは細かく触れませんが、自分が書いていて迷った箇所だけ挙げておきます。

  • 職業
    アフィリエイターの場合は「Webサイト運営業」や「Web広告業」とすることが多いようですが、チャンスがあれば他のネットビジネスにも挑戦してみたいと思いますので、ある程度融通のきく「インターネットビジネス」としておきました。
  • 屋号
    特に決めていないので空欄としました。
  • 事業所又は所得の基因となる資産の名称及びその所在地
    屋号を決めていないので名称は空欄とし、所在地は住所としました。
  • 所得の種類
    アフィリエイトの場合は事業所得に丸を付けます。
  • 簿記方式
    どうせ青色申告をするなら65万円の特別控除を受けたいので複式簿記に丸を付けました。
  • 備付帳簿名
    複式簿記で最低限必要なのは総勘定元帳と仕訳帳らしいので、この2つだけ丸を付けました(ここで丸を付けたものを必ずしも提出しなければならないわけではないようですが)。

個人事業の開業・廃業等届出書

2つ目は俗に言う「開業届」です。青色申告するためには開業届を出している必要がありますので、まだ提出していない場合は青色申告承認申請書と合わせて提出します。

これも税務署で用紙をもらえるようですが、以下の国税庁のホームページでPDFを取得して自分で印刷することもできます。こちらも書類としては1ページだけの簡単なフォーマットです。

[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|申告所得税関係|国税庁

こちらについても自分が迷った箇所だけ内容を挙げておきます。

  • 職業
    青色申告承認申請書と合わせて「インターネットビジネス」としました。
  • 屋号
    これも青色申告承認申請書と合わせて空欄です。
  • 所得の種類
    事業(農業)所得に丸をつけました。
  • 開業・廃業等日
    いつにすべきかというはっきりした基準が見つかりませんでしたが、今年分から青色申告したいので今年の1月1日としておきました。
  • 事業の概要
    ネット上にあった記入例を丸パクリさせてもらい、広くと網をかけるように「HP企画・制作・運営、インターネット販売、インターネット広告代理業等のインターネットビジネス全般」としました。

提出期限

各書類とも提出期限があります。

青色申告承認申請書

こちらは白色申告していた人が青色申告に変更する場合は、その年の3月15日までに提出しなければなりません。

この期限があったために、私は焦って準備を進めていたのでした。

ちなみに新たに開業した場合は事業開始日から2か月以内となります。ただし1月1日から1月15日までの間に開業した場合は、3月15日までに提出すればよいとのこと。

個人事業の開業・廃業等届出書

こちらは開業後、1か月以内に提出しなければなりません。

ということは、私が上で書きました開業日の今年1月1日では、実は期限切れです。

しかしこれについては遅れたとしてもペナルティはないらしいので、とりあえずキリのいい日付を書いて出してみました。

書き方

書き方はもちろん手書きでもOKです。それほど複雑な書類ではありませんので、内容さえ決まっていれば手で書いてもそれほど時間はかかりません。

しかし上記の国税庁のホームページからダウンロードできるPDFファイルは各フィールドに文字を書き込めるようになっていますので、PDF編集ソフトを使って文字を埋め込み、それを印刷して書類を作成することもできます。

私は途中で内容を修正したくなる可能性も考慮し、MacOS X標準ソフトのプレビューアプリを使って文字を埋め込み書類を作成しました。

ただしプレビューアプリで普通に文字を打ち込むと、なぜかフォントが大きくなり過ぎて文字の上下が切れてしまいます。

そこで、注釈機能(メニュー「ツール」→「注釈」)を使ってテキストパーツを適当な位置に貼り付けつつ、文字を入力していきました。同様に注釈機能を使えば、選択肢に丸印をつけることもできます。

提出方法

提出方法は税務署に直接持参するか郵送となります。

なお提出する時には書類のコピーを作成し、各々に受付印をもらって控えとして保存しておいたほうが良いようです。

郵送の場合も控えの紙と切手を貼って宛先を書いた返信用の封筒を同封しておけば、税務署が控えを返送してくれるそうです。

私の場合は税務署が比較的近いので、買い物ついでに直接出しに行きました。

提出時には内容をいろいろチェックされるのかと思っていましたが、受付のおねえさんがその場でポポンと印を押しくれ、1分もかからずに終了してしまいました。

青色申告承認申請書 受付印.jpg

内容をほとんど見ていないようでしたので、本当にあの内容で良かったのかどうかがやや不安ではありますが、とりあえず期限までに提出したという実績はできました。

あとは万一の場合の税務署からの問い合わせや修正依頼に備えて、しばらくの間は電話の着信に注意しておくとしましょう。

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『青色申告承認申請書を提出してきました』へのコメント

  1. 名前:リラックマサ 投稿日:2016/03/09(水) 09:41:58 ID:b442ff34b 返信

    お疲れさまでした。
    記帳も頑張って下さい。

    >提出方法は税務署に直接持参するか郵送となります。
    あまりネット等に情報がありませんでしたが
    私は国税庁のE-TAXソフトから青色申告承認申請書をダウンロードして
    直接送信することが出来ました。参考まで

    • 名前:観楓 投稿日:2016/03/09(水) 11:35:45 ID:8379e48a1 返信

      リラックマサさん、コメントありがとうございます。

      つい先日e-taxで確定申告したばかりですが、e-taxで青色申告承認申請書の提出もできたのですね。これは灯台元暗しでした。

      ただ具体的なやり方がe-taxのページを見てもよくわかりませんでしたので、もう少し調べてみたいと思います。