先日早くも今年2回目の投資信託リバランスを書きましたのが2月の末で、それからまだ2週間弱しか経っていませんが、早くも昨日 今年3回目のリバランスを実施しました。
コロナショックでリバランス
今回のリバランスの原因は、言わずと知れたコロナショックです。
日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)を見ると、こんな感じ。
近年まれに見るナイアガラ具合ですね。前回のリバランス記事を書いた時点で既に「世界的株式暴落の始まり」と書いていましたが、その時のチャートがまだかわいく感じられるほどの圧倒的下げ方です。
NYダウの方も直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)で見ますと、負けず劣らず下げています。特に昨日の2,000ドル超の下げは圧巻でした。
せいぜい2週間ほどの間に大した反発も無くこれだけ下げ続けるのは、間違いなく歴史的瞬間と言えそうです。
昨晩はNYダウが反発したものの日経平均は今日も下がり続け、新型コロナウィルスによる世界経済への影響も本格化はこれからのはずですから、まだまだ安心はできません。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランスですが、内容は以下のようになりました。
- 売却
- 日本債券:-9.3%
- 海外債券:-5.2%
- 購入
- 日本株式:+4.8%
- 海外株式:+4.1%
- 海外REIT:+4.3%
今回も株式暴落によるリバランスですので、内容的には債券売り・株式買いのパターンです。それに加えて円高もかなり進みましたので、海外REITもそれなりの比率での買い付けとなりました。
今回は週末があって、リバランスに動くタイミングが少し遅れました(おかげでコロナショックのタイミングを捉えることができましたので結果オーライですが)。それに加えて株式暴落の度合いも歴史的なものでしたので、普段の倍近い金額を動かす大型リバランスとなりました。
それにしても今回の暴落は、その下落幅もさることながら落ちるスピードが異常ですね。一晩でNYダウが2,000ドルも落ちるとか、さすがに予測できた人は居なかったでしょう。これもコンピューターによる自動高速取引の増加によって引き起こされるフラッシュクラッシュの一種なのでしょうか。
今後はさすがにこのあたりで一旦反発するのか、それとも新型コロナウィルスの欧米への影響が広がり世界経済がさらなる後退を迫られるのか、心を落ち着けて見守りたいと思います。