以前にLINEスマート投資をお試し中で書きましたLINEスマート投資内のワンコイン投資ですが、LINEのポイント制度が5月にマイカラーからLINEポイントクラブに変更されることに伴い、旨味が無くなってしまいました。
ポイント制度変更で報酬が一気にゼロに
LINEポイントクラブの話はかなり前から出ていましたが、LINEスマート投資のポイントがどうなるかについては最近まで情報が出てきませんでした。
今までの積立の度に最大2%ポイント還元という報酬が破格でしたので、ある程度改悪があるであろうことは覚悟していましたが、4月後半になってやっと明らかになった結果は何とゼロ回答。つまり5月以降はLINEスマート投資にいくら投資しても、ポイントは一切付かないということです。
この点もなかなかはっきりしなかったのですが、LINEポイントクラブに関する以下の2点の情報
- LINE Payのチャージ&ペイ(Visa LINE Payカード連携によるポストペイ)利用時以外はポイントが付かない
- チャージ&ペイのオンライン支払いはスマート投資(ワンコイン投資)には使えない
をもって死亡が確定しました。
こうなりますと、高コストで自由の効かないワンコイン投資を続けているメリットはもはや何もありませんので、手じまいするしかありません。
撤退方法を検討したが
ただ悩ましいのは、ワンコイン投資を積み立てている最中にコロナショックの直撃を受けましたので、現在少し含み損が残っていることです。
私の場合、ポイント制度の改変がそれほどひどいものでなければ、今後もしばらくワンコイン投資を続けて含み損の回復を待とうと思っていました。
しかしポイント付与がゼロ回答で、しかも5月からは資産残高に対して年率1%の手数料の徴収も始まってしまいます。
今までは投入金額の2%が確実にポイントで返ってきていたのに対し、今後は確実に年率1%ずつ資産が目減りしていくとなれば雲泥の差です。
さらにコロナショックの2番底が来る可能性も捨てきれない中、長時間含み損分の回復を待って粘り続けるのは得策ではないと考え、昨日全残高の売却注文を出して撤退を決めました。
まあ投資単体では含み損でしたがポイント還元分も含めればまだ若干黒字でしたので、ここらが引き際と考えました。やはりこういううまい話は長続きしませんね。
今回不本意な撤退に至った要因はコロナショックとポイント制度の改悪でしたが、どちらも予想外とはいえ後から考えれば十分ありうる事態です。新しい投資に手を出す場合には、そのあたりまで読み切ったうえで自分のリスク許容度に合った投入金額を見極めないと痛い目を見ますね。