Rakuten UN-LIMIT VIの発表を受けて今後のネット回線方針を考える

とうとう楽天モバイルの新プランRakuten UN-LIMIT VIが発表されましたね。

楽天は今までも1プランにこだわっていましたので、現行のRakuten UN-LIMIT Vに修正を加える形で出してきたのは予想通りでしたが、内容的には想像を超えるものも含まれていました。

予想を超えていたRakuten UN-LIMIT VI

Rakuten UN-LIMIT VI

現行のRakuten UN-LIMIT Vは楽天回線なら2,980円で速度無制限・使い放題ですので、現状でも大容量を使うユーザーには強いプランです。

ですので今回の新プランでは比較的低容量しか使わないユーザーにどう訴求していくかがポイントになると思われましたが、それには以下のような段階的料金で答える形となりました。

  • 1GBまで:無料
  • 3GBまで:980円/月
  • 20GBまで;1,980円/月
  • それ以上(無制限):2,980円/月

この刻み方が中低容量のライトユーザーにも使いやすい絶妙な設定になっていますね。これに国内通話かけ放題が加わりますので、内容的には大手キャリアの新プランと比較しても遜色のない訴求力になっていると思います(回線品質に目をつぶれば)。

とくに1GB以下 無料には驚きました。これにかけ放題が組み合わされていますので、データ通信さえ抑えれば無料で電話かけ放題のスマホができあがってしまいますので。

楽天としてはそれくらいやってでも、今までの1年間無料キャンペーンで獲得したRakuten UN-LIMITユーザーを手放したくなかったということなのでしょうね。

今後の自分のネット回線方針

このRakuten UN-LIMIT VIの発表に先立ってmineoの新プランの発表もありましたので、およそ自分の手駒になりそうなプランについては情報が出そろいました。これらを受けて、今後の自分のネット回線の方針について考えてみます。

まず現状契約していますRakuten UN-LIMIT Vですが、岡山でも最近楽天回線にかなりつながるようになってきましたので、自宅での固定回線替わりも兼ねる回線として無料期間終了後も契約継続する方向に考え始めていました。

ただせっかく電話かけ放題が付いているのですから、このメリットを生かすべく今までキープしてきましたドコモの通話用携帯回線をMNPして通話用の回線としても活用したいところです。

しかしここで、Rakuten UN-LIMIT VIの1GB以下 無料になるのは「1回線目のみ」という制約がひっかかりました。番号をMNPしたものに置き換えるため、今のRakuten UN-LIMIT Vの回線を一旦解約してMNPしたRakuten UN-LIMIT VIの回線に置き換えた場合、1GB以下 無料の対象になるのかどうかがはっきりしません。

これについては昨日あたりまでにTwitterなどで流れていた情報では、楽天モバイルで最初に契約した1回線だけが無料対象であり、再契約した回線などは無料対象にならないという見解が主流でした。

しかし今日(?)、以下のようなRakuten UN-LIMIT VIに関するFAQのページが公開されました。

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」について教えてください | よくあるご質問 | 楽天モバイル

これによりますと毎月月初に、課金開始日が最も過去の回線を「1回線目」と判断し直すということのようです。これで再契約した回線なども条件を満たせば1GB以下 無料の対象になることがわかりました。

ただよく考えてみると、自宅での固定回線替わりにする回線はどう考えても月間1GBなどあっという間に超えてしまいますので、1GB以下 無料の対象になっても意味がありません。

一方うちにはSIMが入る現役の端末がGalaxy Note9、iPhone 6s Plus、MediaPad M5 lite8と3台もありますので、1GBまでとはいえ無料でデータ通信できる回線があるのはありがたいです。

したがって当初のMNPで契約し直す案は取りやめ、今持っているRakuten UN-LIMIT Vの回線はそのままキープして1GB以下 無料の回線として活用。そこに新たにMNPでRakuten UN-LIMIT VIの回線を1本追加し、そちらを自宅での固定回線 兼 通話用回線として利用する方向で考え直しました。

1回線を追加契約するとき、うまいキャンペーンが続いていれば端末がもう1台タダ同然で手に入る可能性もありますしね。

なおかなりつながるようになってきたとはいえ、まだまだ不安定な楽天の回線だけに全ての役割をゆだねるのは不安なため、mineoの回線も1回線は維持するつもりです。

mineoについても新プランが発表されましたが、私の場合mineoの回線はあくまでも補助的なものとなりますので、金額的に一番安いSMS付き回線である旧プランのAプラン シングルタイプ 500MBコースを、申し込める今のうちに新規に1回線申し込んでおきました。

mineoはいつのまにやら利用開始から45日経たないとパケットギフトが6GBまでしか使えないという制限ができたようですので、その期間が過ぎてから現行のDプランのSIMを解約する予定です。

というわけで、4月以降の我が家の回線はRakuten UN-LIMIT VI x 2、mineo Aプラン x 1で運用することになりそうです。

総額で月額4,000円ほどかかることになると思われますが、それで家の固定回線、スマホ回線、通話回線まですべてを賄い、さらに通話・データ通信し放題になるなら悪くはないでしょう。

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『Rakuten UN-LIMIT VIの発表を受けて今後のネット回線方針を考える』へのコメント

  1. 名前:リラックマサ 投稿日:2021/01/31(日) 22:01:40 ID:405ad7e86 返信

    >mineoはいつのまにやら利用開始から45日経たないとパケットギフトが6GBまでしか使えないという制限ができたようですので、
    私も知らなかったので少し調べてみましたが、
    ご利用開始日から45日間のパケットギフト可能容量は6GB/月までとなります。
    とありますので新規ユーザーのみが対象ではないのでしょうか。
    https://support.mineo.jp/setup/guide/packetshare_gift.html

    • 名前:観楓 投稿日:2021/01/31(日) 22:31:32 ID:3f78a487e 返信

      ここで言われている「新規ユーザー」というのは初めてeoIDを登録した人ということでしょうか?

      私は新規SIM毎に制限されるのかと思いましたが、どうなんでしょうね。

      2月に旧SIMとパケットシェアを設定して3月の頭に新SIM側でパケットギフトを6GB以上生成しようとしてみればわかりそうですが。

  2. 名前:リラックマサ 投稿日:2021/02/01(月) 00:39:17 ID:79f07a0e2 返信

    そういわれてみれば確かに新規SIM毎かもしれませんね。
    複数の運用には疎いので失礼しました。

    • 名前:観楓 投稿日:2021/02/01(月) 11:43:49 ID:cef75a65c 返信

      いえいえ、読んでもはっきりわからないmineoの説明が問題ですよね。

      おいおい、実験してみたいと思います。