このところ世界的に新型コロナのワクチン接種開始が報じられ、コロナへの収束期待もあって株式市場がひき続き好調ですね。
その株高の影響を受け、今年2回目の投信リバランスのタイミングが早くもやってきました。
今年2回目の投信リバランス
前回今年最初の投信リバランスをお知らせしたのが1月13日ですので、そこからまだ1カ月ちょっとしか経っていません。去年に続いて今年もハイペースなリバランスの年となりそうです。
以下は日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)です。
今週頭に日経平均の30年半ぶり3万円台回復が報じられて以降はややい足踏みしていますが、傾向としてはハイペースな上昇が続いています。
このままずっと上がり続けるとも思えませんが、何か不測のリスク要因が顕在化するまではまだしばらく期待できそうです。
一方NYダウの方の直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)はこんな感じ。
1月後半にやや大きな下落がありましたが、その後は日本株の勢いには及ばないもののまた堅調な上昇が続いています。
市場的には、今のところはまだバイデン米新大統領のお手並み拝見といったところでしょうか。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランスですが、内容は以下のようになりました。
- 売却
- 日本株式:-2.3%
- 海外株式:-1.4%
- 海外REIT:-4.0%
- 購入
- 日本債券:+4.7%
- 海外債券:+3.8%
今回も前回に続き完全な株式売り・債券買いのパターンです。上記のように日本株の急上昇が続いていますので、日本株の売りが海外株より多くなっています。また今回は、今年に入ってから上昇が続いています海外REITも売りに回りました。
一カ月前の前回の状況に比べると、今回は上で書きました新型コロナワクチンの接種開始に加えて、コロナの感染状況自体にも明らかな収束傾向が見えてきましたね(北半球が春に向かう気候変動要因が大きい?)。
これを受けて経済の先行きにも楽観論が出てきていますが、逆に言うといずれは各国で行われていますコロナ対策の財政政策が縮小に向かう可能性もあり、あまり楽観してばかりもいられません。
私にはこの株高がどこで調整に入るのかは予測がつきませんので、折を見て株式の利確的なリバランスを行っていくことがとりあえず自分の中での合理的な行動となります。