母親が使っていますゆうちょ銀行の通帳があふれたので、作り替えに行きたいと母親が言い出しました。
また預け入れから10年以上経過して自動繰り越しができなくなったと通知の来た定期貯金もあるので、そちらも何とかしたいとのこと。
ついでにペイオフ対策を実施
これらの点を対処すべく一度一緒に郵便局に行くことになりましたが、そのついでに長年気になっていましたペイオフ対策もやっておくことにしました。
と言いますのも、父親死去時に預金を母親が相続したのですが、色々考える余裕がなくてすべてをゆうちょ銀行の通常貯金に突っ込んだところ、残高が1000万円をかなりオーバーしていたのでした。
郵便局でとりあえず繰り越しができなくなった定期貯金を通常貯金に移してもらい、それらも合わせて1000万円オーバー分を以前に作っていましたあおぞら銀行の口座に振り込んでもらいました。
通常貯金が上限額1300万円を超えたらどうなる?
この時に窓口で話を聞いたところ、通常貯金の上限額は1300万円ですが、それ以上預け入れることも不可能ではないとのこと。ただし1300万円オーバー分は振替口座というところに移されるので利子は付かないと。
このあたり話がかなりややこしかったので帰ってからネットでも調べたところ、以下の記事が参考になりました。
ゆうちょ銀行で貯金額が上限額1300万円(旧1000万円)を超えたらどうなる?通常貯金、定期貯金で合計2600万円までOK | Money Lifehack
こちらによりますと、たとえば通常貯金に2000万円を預け入れた場合は
- 1000万円+利息:預金保険によって保護
- 300万円:ペイオフの保証を超えた範囲で補償なし
- 700万円:決済性預金として管理されているので全額保護
となるとのこと。1300万円超えた部分は振替口座で決済性預金として保護されますが、なんと1000万円から1300万円の間が保護の網から抜け落ちているのですね。
まあゆうちょ銀行がどうにかなるようなときには日本の経済全体がズタズタになっている可能性が高く、また上記のようにすき間の300万円以外は保護されるということですのでそれほど心配はいらなそうですが、とりあえず今回あおぞら銀行に移したのは正解だったということにしておきましょう。
預金金利については今のところ、あおぞら銀行の普通預金の方が圧倒的に良いですしね。