週末天気が良かったので梅雨に入る前にもう一度ということで、先週の今年初ドライブは矢掛へに続きまたドライブに行ってきました。
今回の目的地は大学時代に何度かバイクで登ったことがある岡山市北東部の小高い山、本宮高倉山です。
古墳めぐり
地図でチェックしていますと、本宮高倉山に至る道筋に何個か古墳があることがわかりました。岡山は割と古墳が多い土地柄ですが、地元の古墳をしっかり見る機会はあまり無かったため今回立ち寄ってみることにしました。
まず訪れたのが牟佐大塚古墳です。こちらは幹線道路からちょっと脇に入った住宅街の中にあり、駐車スペースが2台しかない上に場所もわかりにくく、車を停めるのに苦労しました。
外観は草木が生い茂っているこんもりとした盛り土という感じです。
しかし近寄ってみますと入り口と通路はしっかりとした石組みで出来ており、中に入ることもできました。
通路には黄金色に光って見えるヒカリモという藻類が繁殖している場所があり、一番奥には石棺がありました。
続いてもう少し規模の大きい両宮山古墳に向かいます。こちらは割としっかりした前方後円墳ですが、遠くから見るとデカすぎて小山のように見えます。
近づいてみると、お堀のようなため池に囲まれていることがわかりました。
こちらには中に入れるような箇所はありませんでしたが、古墳の上に登ることができます。登っていった道の最後には、ひっそりと神社が建ってました。
あと、この両宮山古墳の近くに備前国分寺跡というのがありましたので、そちらにも訪れてみました。
しかしこちらは面積は広大なものの、現在では柱の礎石くらいしか残っておらずほとんどただの草原という様相でした。
本宮高倉山
さて古墳を堪能したところで、いよいよ本命の本宮高倉山に向かいます。
両宮山古墳から本宮高倉山までは直線距離だと3kmくらいしかないのですが、その登山道が難物でした。とにかく車のすれ違いが困難な細い道が続きます。
昔来たときはバイクだったのでそれほど気になりませんでしたが、車だとかなり神経を使います。さらに山頂に近づくにつれ道端の草木もあまり手入れされておらず、車と草木が接触してしまう箇所も何カ所かありました。
平日で人気が少なく、対向車と出くわしたのが1度きりだったのがせめてもの救いでした。
そんな苦労をしつつたどり着いた山頂でまず出迎えてくれたのは、電波塔と謎の石柱でした。
また今は花などは一切咲いていませんでしたが、かなり大規模な藤棚のようなものが広がっていました。
そしてこの藤棚を抜けた先にあったのがこの景色です。
遠く瀬戸内海方面まで見渡せています。昔見たこの景色がまた見たかったのです。
この絶景を見て満足し、あとは例によって車内でカレーメシとノンアルビールで昼食を摂って帰ってきました。
この日はもはや夏と言っていいくらいの陽気で、途中スマホが過熱してカメラが撮れなくなるなどのトラブルもありましたが、かなりの距離を歩いて運動にもなり、良い1日でした。