新車ドライブ:遙照山公園・岡山天文博物館

最近、台風 6号・7号が連続して日本近辺を通過していき、なかなかドライブに出る機会がありませんでした。

しかし台風7号が近畿地方を通過した翌日は雲があるものの程よく晴れましたので、やっとドライブに出かけることができました。

遙照山公園

今回の目的地は岡山市の西にあります倉敷市のさらに西側、浅口市方面です(私の古いイメージでは浅口郡だったのですが、いつのまにやら市になってました)。

第一の目標は国道2号線を岡山市から、倉敷市、浅口市へとずっと西進し、そこからちょっと北に上がった山の上にあります遙照山公園です。

地図でチェックしますと、こちらは映画「8年越しの花嫁」でプロポーズなどの重要なシーンのロケ地となった、眺めの良い場所らしいです。

国道2号線から行くオーソドックスな北上ルートであれば、険しい山道はそれほど長くなさそうでした。しかし行きも帰りも同じ道では面白くないと往路で裏側から回り込むルートを選んだところ、えらく狭い道を延々走らされて対向車が来た時にはヒヤヒヤしました。

そして山頂付近で迷いながらようやくたどり着いた、映画のロケ地とおぼしき場所がこちら。

噂通り眺めは良いですね。景色をもう少し拡大するとこんな感じです。

遠く四国方面まで見渡せています。夜景も綺麗らしいです。

ちなみにこの切れている柵の向こう側は崖のように見えますが、実際には階段がありますのでギリギリまで行っても危なくはありませんw

確かに眺めは最高でしたが、近辺ではこの場所以外に目立った施設は小さなホテルとテニスコートくらいしか無く、ややもの寂しい雰囲気が漂っていました。ちょっとバブルの残り香のようなものを感じますね。

岡山天文博物館

続いて、この遙照山公園のある山と谷を挟んで反対側の山頂付近にあります、岡山天文博物館に向かいました。また山道を延々走らされるのかと思いましたが、こちら側の道は比較的整備されていて車であればあっという間に到着しました。

このファンキーな建物が岡山天文博物館です。

すぐそばに京都大学岡山天文台もありました。

岡山天文博物館の入館料は100円、プラネタリウムが300円と両方合わせても格安です。

着いた時間がちょうど次のプラネタリウム上映時間の直前でしたので、一番に見せてもらいました。プラネタリウムは定員が30人程度の小規模で椅子もまちまちに買ってきたものを並べたような手作り感満載のものでしたが、数十年ぶりに約45分間のプラネタリウム鑑賞を満喫させてもらいました。

その後は館内の展示を見て回ります。

先の京都大学岡山天文台にあります東アジア最大級のせいめい望遠鏡の模型とか、

巨大なシュミット望遠鏡など、様々な観測器具や天文教材が展示されています。

またこのシュミット望遠鏡の右側に見えます明るい入口の奥が太陽観測室で、実際に太陽の境界面から吹き出しているフレアや太陽表面の黒点の様子を望遠鏡で見せてもらいました。

あと小さいながら売店スペースもあり、宇宙食などを売っています。

さらにこの博物館の背後には188cm反射望遠鏡を備えた観測ドームもあるようですが、そちらは機器不調で現在閲覧中止となっていました。

館内を巡ってみて総じて小ぢんまりしている感はあるものの、まあ館内閲覧だけでしたら100円ですのでコスパ的には十分です。

なにより岡山市内から車で1時間ちょっとで来られるこのような近場に、こんな天文施設が密集している場所があったとは今まで知りませんでした。その気になって探してみると、いろいろな発見があるものですね。

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